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HIKAKIN「妖怪大戦争」で妖怪ひかきんに、絶大な人気誇る妖Tuber役

ナタリー

21/4/27(火) 7:30

HIKAKIN演じる妖怪ひかきんの告知ビジュアル。

「妖怪大戦争 ガーディアンズ」にYouTuberのHIKAKINが出演することが明らかに。出演シーンの一部がYouTubeで公開された。

妖怪獣の出現により未曽有の危機が訪れた世界を舞台に、伝説の妖怪ハンターの血を継いだ小学5年生・渡辺ケイが世界の存亡を懸けた戦いに挑む本作。寺田心が、突然“世界を救う勇者”に選ばれたケイを演じた。

ゲーム「妖怪ウォッチ ぷにぷに」で神妖魔ヒカキンという妖怪になったことのあるHIKAKIN。本作で演じるのは、妖怪動画投稿サイト「妖Tube」で絶大な人気を誇る妖Tuberの妖怪ひかきんだ。HIKAKINのトレードマークであるメガネはそのままに、顔中に黒い模様のメイクが施された。HIKAKINは「人間っぽくならないように、かつ、自分の良いところをビビらず思い切り出すというところに徹しました。意識したのは、いかにいつもよりさらに良い変顔をするか」とコメント。得意とする変顔を妖怪らしく見せるため、メイクも二重あごが映えるよう計算したそう。

そんな妖怪ひかきんは、日本の妖怪と世界中のモンスターが一堂に会する世界妖怪会議“ヤミット”のシーンに登場。ぬらりひょん役の大森南朋、姑獲鳥役の安藤サクラ、猩猩役の大倉孝二、天狗役の三浦貴大、雪女役の大島優子、小豆洗い役の岡村隆史たちと共演を果たした。映像に収録されたのは、妖怪獣を巡りヤミットで波乱が巻き起こる場面。議論が過熱する中でおもむろに小豆を洗い出した小豆洗いに、招き猫のようなポーズをしたひかきんが「ややこしいタイミングで小豆洗うな!」とツッコミを入れるシーンとなっている。

以前からHIKAKINを「実は妖怪ではないかと疑っていました」という監督の三池崇史。「そうでなければ、『あれほど人の心をガッツリ掴んで楽しませることなんて出来ない』と思っていたのです。当たりでした。真摯に全力で演じてくれる紳士で優しい妖怪でした。映画界に来てくれてありがとう」とHIKAKINに感謝している。

「妖怪大戦争 ガーディアンズ」は8月13日より全国ロードショー。

HIKAKIN コメント

今回の妖怪役では、人間っぽくならないように、かつ、自分の良いところをビビらず思い切り出すというところに徹しました。意識したのは、いかにいつもよりさらに良い変顔をするか。メイクも、変顔をした時の二重あごが映えるようにやってもらいました。
三池監督は初めてお会いしましたが、すごく優しく柔らかく接してくださいました。素顔がHIKAKINだとわかるメイクなので、「人間っぽい動きをしないで」ということだけ言われましたね(笑)。思い切ってやったので、人間っぽくない仕上がりになったと思います。現場に入ったら、とんでもない豪華なセットと大勢の妖怪がいたので、テンションが上がっちゃいましたね!(招き猫のような定番のポーズは)映画館でも「あれ、HIKAKINじゃない?」と一発でわかっていただきたく、劇中でもやってしまいました。だけど、普段動画を撮っている時にはない空気や緊張感をしっかり感じながら、息を止めるぐらい集中して挑んだつもりです!
最後に、自分をもし妖怪に例えるなら、「妖怪あごねずみ」ですかね(笑)。

(c)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

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