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森光子の生誕100年番組に堂本光一・井上芳雄、岡本健一&上白石萌音が森と“バーチャル共演”

ナタリー

20/8/22(土) 5:00

「森光子生誕100年 〜放浪記 永遠のメッセージ〜」場面カットと出演者。(写真提供:NHK)

8月28日22:00からNHK BSプレミアムで「森光子生誕100年 ~放浪記 永遠のメッセージ~」が放送される。

1920年に生まれ、2012年に死去した森光子の生誕100年を記念して放送されるこの番組では、森がライフワークとしていた舞台「放浪記」に出演していた黒柳徹子や、ドラマや舞台で森と共演した東山紀之、堂本光一が彼女の思い出を証言。また井上芳雄も登場し、「放浪記」に出演していた丸山博一、田根楽子から森にまつわるエピソードを聞く。

さらに番組では、岡本健一、上白石萌音が、舞台「放浪記」の映像で森と“バーチャル共演”する。主人公・林芙美子の初恋の相手である香取恭助役を務めた岡本は「自分より下の世代には、森光子さんの舞台をリアルタイムで体験した人がどんどん少なくなってくる。そういう人たちに、自分が尊敬し影響を受けた森さんのお芝居や、ずっとライフワークにしていた『放浪記』、80歳を過ぎてもずっと新作に取り組んでいたことなどを、伝えていかなければいけないと思っています」とコメント。芙美子の妹分・悠起役を演じた上白石は「森さんはレジェンドといいますか、目指すべき女優像と思っていましたので、間接的にでもお芝居のやりとりが出来たのは、本当にこんなことってあるんだな、という気持ちです」と胸の内を語った。

なおNHK BSプレミアムでは、森が89歳の誕生日に迎えた「放浪記」2000回目の公演を8月29日24:15からオンエアする。

岡本健一コメント

今回のオファーを受けたときの心境

7月の半ばに、ありがたいことに菊田一夫演劇賞を頂いたのですが、その後すぐに今回のお話を頂きました。菊田一夫演劇賞を頂いた時、一番最初に頭に浮かんだのは森光子さんの事でした。

森さんとは30年以上前からずっと過ごさせていただいたのですが、よく菊田先生の言葉や「菊田先生がいるから今の自分がいる」というお話を伺っていました。受賞を森さんに報告したいと思った矢先に今回のお話だったので、非常に心が震えたというか、ありがたいと思っています。

視聴者へのメッセージや森への思い

森さんはテレビなどあらゆるジャンルでご活躍なさっていましたけれど、自分としては舞台の森さんの姿を本当に尊敬していましたので、それを今回このような形でもう1回見られる、森さんを特集していただけるというのは、今を生きる私たちにとっても力になると思うし、素晴らしい企画だなと思います。自分より下の世代には、森光子さんの舞台をリアルタイムで体験した人がどんどん少なくなってくる。そういう人たちに、自分が尊敬し影響を受けた森さんのお芝居や、ずっとライフワークにしていた「放浪記」、80歳を過ぎてもずっと新作に取り組んでいたことなどを、伝えていかなければいけないと思っています。

上白石萌音コメント

収録の数日前に台本をいただいてから、ずっと脳内が「放浪記」一色でした。(過去の映像と合成するため)どういうふうに撮影するかイメージできずにいたのですが、想像以上に臨場感があって驚きました。池田さん(注:池田昌子。森光子の付き人を長らく務め、「放浪記」にも出演。上白石の収録で森のアンダースタディを担当した)が入ってくださったのももちろんですし、森さんの生の声が、録音ではあれどこの場に響き、時を超えてお会いできたような気持ちになりました。実際の小道具や衣裳を使って芝居をさせていただけたこともあり、夢のようでした。沢山勉強させていただいて光栄に思います。

森さんはレジェンドといいますか、目指すべき女優像と思っていましたので、間接的にでもお芝居のやりとりが出来たのは、本当にこんなことってあるんだな、という気持ちです。

NHK BSプレミアム「森光子生誕100年 ~放浪記 永遠のメッセージ~」

2020年8月28日(金)22:00~23:00

出演:森光子、岡本健一、上白石萌音、浜木綿子(声の出演) / 黒柳徹子、東山紀之、堂本光一、井上芳雄、丸山博一、田根楽子

NHK BSプレミアム「放浪記 奇跡の2000回」

2020年8月29日(土)24:15~

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