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『G-NEXT』インタビュー:Kamin 音楽への思いと“夏の恋うた3部作”

リアルサウンド

19/10/21(月) 12:00

 動画配信サービス「GYAO」、ストリーミングサービス「AWA」、音楽情報サイト「Real Sound」の3媒体でのフォローアップのもと、日本工学院専門学校の学生がアーティストインタビューを行う、ネクストブレイクアーティストをプッシュするコラボレーション企画『G-NEXT』。

 今回の選出アーティストは、現役女子大生シンガーソングライターのKamin。99%実体験のラブソング“夏の恋うた3部作”として作り上げた「センパイ」、「アッペンダン」、「やっぱあれだなぁ」そして急遽追加リリースされた「タピる?」をもとに、楽曲やライブへの想い、そして自身のリアルラブストーリーを辿り、彼女が描く“未来”とはどんなものかを聞いた。

・忙しくても夢に向かってるみんなに刺激を受ける

ーーKaminさんが音楽に興味を持ったきっかけから教えていただけますか。

Kamin:音楽は小さい頃から好きだったんですけど、大きなきっかけは中学生の時に軽音楽部に入ったことですね。

ーー軽音楽部では何の楽器を担当されていたんですか?

Kamin:最初にバンドを組むときに、みんなボーカルはやりたくなかったみたいで、お手洗いに行って戻ってきたら黒板のボーカルパートの欄に自分の名前が勝手に書かれてて、そのままボーカルにされちゃったんですよ(笑)。でも本当はギターがやりたかったのでボーカル&ギターを担当していました。

ーーそこから本格的に音楽活動をしたいと自覚したのはいつ頃なんでしょうか?

Kamin:地元の楽器屋さんで開催していた大会に部活で出た時に、今のレコード会社の方に声をかけていただいて。それが中学2年生のときだったんですけど、そこからだんだん部活でやっていたものが夢に変わっていった感じですね。

ーー音楽性としてラップもしていたりしますが、今の音楽スタイルが確立されるに至ったきっかけはどういったものだったんですか?

Kamin:高校時代はギターで弾き語りしたりしていたんですけど、R&B(リズム&ブルース)とかダンスミュージックもいつかやってみたいなとは思っていたなかで、レーベルの担当の方に“挑戦してみない?”って言われて。ギターと歌だけでもすごく好きなんですけど、K-POPとかも聴くようになっていたので、ヒップホップ的だったりK-POP的なトラックに自分の歌を乗せたらどういう風になるんだろうと思って。それで挑戦することにしました。

ーーKaminさんの楽曲のミュージックビデオには、よくYouTuberやモデルの方々が出演されていますが、こうした様々な方との交流を通しての影響はいかがですか?

Kamin:そうですね、MVにはわたしが本当に大好きな方たちに出てもらっていて。網代聖人くんは、去年も一緒に「ありよりのあり」でMVを一緒に作らせていただいていて、「センパイ」にも出演してもらいました。本当に出演してくれたみんなには影響を受けていて、みんな年下なんですけどね。でも毎日撮影していたりとか、YouTube撮影していたりとか、忙しくても夢に向かってるみんなには、すごく刺激を受けています。

ーーなかでも楽曲「タピる」は、東京タピオカランドのテーマソングだけでなく、『女子高生ミスコン2019/男子高生ミスターコン2019』のTikTok審査課題曲にも選ばれていますね。とても時代柄を感じますが、Kaminさんは普段SNSをどのように使っていらっしゃいますか?

Kamin:SNSは、Twitter、Instagram、TikTokをやっていて、YouTubeのチャンネルもあるんですけど、全部ほぼ毎日更新を心がけています。特にInstagramのストーリーは、何気ないことでもアップするようにしています。

ーー他に、あったらいいなと思うSNSサービスなどはありますか?

Kamin:あったらいいな……う~ん、なんだろうなぁ……。YouTubeとかっておすすめ機能あるじゃないですか。それがTVにもあったらいいなって思います。好きなアーティストの情報だけを送ってくれるやつ。よく見逃しちゃうことがあるので(笑)。

・ひたすら音楽しかやっていなかった

ーー“夏の恋うた3部作”の最初の「センパイ」は、Kaminさんの実体験を元に歌詞を書かれたとのことですが、作詞では自分の実体験を歌詞にすることが多いですか?

Kamin:そうですね。歌詞はほぼ実体験で……99%くらい実体験です。

ーー(笑)。普段はどうやって作詞を行っているのでしょうか。

Kamin:自分の実体験以外には、友達と話してて、その友達の体験を書くこともあります。話のなかで面白いと思ったら、30秒くらい時間もらってワーってメモに書いたりとか。この間も、電車の中で友達が“この子とこの子と付き合ってるらしい”って言ってて、いわゆる匂わせ投稿を見せてくれたんですよ。知らなくて、“えっ! こことここ付き合ってたの!?”って。その男の子のことが気になってたわけじゃないんですけど、謎のショックを受けてしまって。電車の中でも5分間くらいでワーって想いを書き留めたりとかしていましたね。

ーー続く「アッペンダン」の歌詞には、SNSが普及した現代ならではのフレーズが見られますが、そういう部分も意識的に作詞されていたりするんですか?

Kamin:そうですね。普段電話じゃなくて気になっている子がいたらインスタのDMが簡単な連絡の方法だったりするので。生活しているなかでSNSが恋愛においても友達付き合いにおいても携わってくるから、自然に重くなっちゃっていますよね。だから、そうならないように心がけているのも相当あります。

ーーとてもリアルに描かれているので、共感性のある歌詞だと感じました。それがやっぱりみんなに浸透していく理由なのかなと思ったりもします。

Kamin:ありがとうございます!

ーー直近でリリースされた「やっぱあれだなぁ」では〈ジャンケンで勝った方が選んだ映画をみる日曜日〉という歌詞がエモーショナルと言いますか、すごくリアルで。この曲はどんなことを意識して作詞されたのでしょうか?

Kamin:「やっぱあれだなぁ」も実体験で。“やっぱ忘れられないんだなぁ”とか“ちゃんと好きだったんだなぁ”とか思う気持ちが、みんなも別れてから2、3カ月くらいはあると思うんですけど、そんなときの気持ちを切り取ることを意識しました。あと、もう季節も秋なので、みんな夏にいっぱい色んな恋愛して、フったりフラれちゃったりっていう経験があると思うので、季節感も意識しました。

ーー季節も意識したとのことで、前作の「アッペンダン」とはまた違って、しっとり歌い上げられていると感じました。今回バラードに挑戦するなかで、意識したことはありましたか?

Kamin:バラード曲を出すのは今回が初めてだったんですけど、バラードと言いつつもラップ調だったりして、王道のバラードを作るというより言葉のリズム感にこだわって作りましたね。

ーー今回の3部作は全部恋の歌ですよね。Kaminさんがラブソングに感じる魅力は一体何なのでしょうか。

Kamin:なんだろうな……。ラブソングは恋をしているときはもちろん、恋をしていないときでもラブソングを聴いて“こんな恋がしたいな”と思ったり。どんなときでも、その時の気分に合ったラブソングがあるところがいいなと思いますね。

ーーこの3部作を振り返って、どういった作品になったと思いましたか?

Kamin:自分の10代最後の日に「ありよりのあり」を出して、新元号のスタートとともに「トレンド」を出して、その次の作品ということだったので、自分の中で今までに出した曲とは違うような作品を作りたいなと思っていました。わたしとしては、3曲とも全部が自信作です。

ーー今作を踏まえて、今後どんな楽曲を作っていきたいですか?

Kamin:これまでの曲と同様に、実体験を元に作るのは大事にしていきたいんですけど、映画をテーマに曲を書いたりとか、隣の女子高生が話している内容とか、そういうことから歌にしていきたいなと思います。実体験から一歩進んだ歌詞が書けるようになりたいです。

ーー同じレーベルのRude-aさん主催のライブイベント『TEEDA vol.6』への出演も決定していますが、ライブに対する意気込みはありますか?

Kamin:すごく気合を入れていこうと思っているイベントで、今も歌の練習を毎日しているんですけど、オープニングアクトとして会場を最高潮に盛り上げて、次の方へのバトンタッチができるようにしたいです。歌詞のワードが響いてくれたら嬉しいなって思います。

ーーこれからどんなライブをしていきたいですか?

Kamin:まずは、一番最初の目標である自分のワンマンライブができるようになりたいです。あとはライブじゃなくても、例えば少人数で集まって、楽しい企画を考えてやりたいなって思ってます。この間も招待制のイベントをやらせていてだいたんですけど、リスナーの方ととても近くで触れ合えたのがすごく嬉しくて。DMでも“会える機会はありますか?”といったメッセージをいただくので、みんなが楽しめるような、ひとりひとりの顔が見れるようなイベントを自分で計画してみたいです。

ーーぜひ、イベントが実現することを楽しみにしています。最後に、Kaminさんにとって音楽とはどういう存在なのか聞かせてください。

Kamin:今20歳で、思い返してみればずっと音楽をやっていたなって思います。いつどんなときも。辛かったとき、失恋した時もギターを持って曲を作って、ひたすら音楽しかやっていなかった。わたしには音楽しかないと思っているので、自分そのものが音楽だし、ずっと音楽に携わりたいです。

取材:青木 優生菜(日本工学院専門学校 蒲田校コンサート・イベント科)
   上原 虎起(日本工学院専門学校 蒲田校コンサート・イベント科)
構成:森はち

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