『さらに「さらざんまい」〜愛と欲望のステージ〜』
19/11/10(日)
『少女革命ウテナ』などで知られる幾原邦彦監督のオリジナルアニメ『さらざんまい』が早くも舞台化。TVアニメは今年4月より放送され、幾原監督らしい斬新な世界観と映像が話題となった。
人との繋がり、胸の奥の欲望、登場人物それぞれが抱える感情の描写が魅力的な幾原監督作品。舞台版の脚本・演出はキャラクターの人間関係や心の機微の描き方が丁寧な伊勢直弘が担当。なお、昨年、今年と上演された舞台版『少女革命ウテナ』同様に、今作でも幾原監督がスーパーバイザーを務める。
原作は、中学生の男子3人が謎のカッパ型生命体“ケッピ”にカッパに変身させられゾンビの尻子玉を奪うため奮闘するなかで、人間の“つながり”と“欲望”を描く物語。カッパに変身するのは外せない部分だと思うので、舞台上でどう表現されるのか注目だ。
また吾妻サラは、原作アニメでも声を担当した帝子が演じる。カッパ3人に加え、玲央・真武の警官2人が歌うキャッチーな劇中歌も再現されるのか楽しみにしたい。
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