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「バーフバリ」バラーラデーヴァ役俳優が東京コミコンに登場、ファンが誕生日祝福

ナタリー

18/12/2(日) 15:36

バースデーケーキのプレートを手にほほえむラーナー・ダッグバーティ。

インド映画「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」で暴君・バラーラデーヴァを演じたラーナー・ダッグバーティのトークイベントが、本日12月2日に千葉・幕張メッセで開催中の東京コミコン内で実施された。

テルグ語で「万歳」を意味する「ジャイホー」コールが会場に響き渡る中、会場に姿を現したダッグバーティは「こんにちは!」と日本語で挨拶し、「皆さんに心の底からありがとうと言いたいです。その気持ちをインドから持ってきました」と語った。MCを務めた杉山すぴ豊が「日本での大ヒットをどう思いますか」と問うと、ダッグバーティは「皆さんが『バーフバリ』を愛情を持って育ててくださったことは、SNSなどで知っていました。このテルグ語で作られた作品がこんなにたくさんの方々に届いたことを誇らしく思うと同時に、これからももっと多くの人たちとつながっていきたいですね」と述べる。

自身が演じたバラーラデーヴァの魅力についてダッグバーティは「全てにおいて好きですね。力強く、何よりブレない。そこに尽きます」と断言。杉山が「あえて、嫌いな部分は?」と問うと、ダッグバーティは「大好きなので、嫌いな部分がないんですよね」と言い切り、観客に「バラーラデーヴァは好きですか?」と問いかける。観客が大歓声で応じると、ダッグバーティは「ほら、皆さんも好きだって言ってる」と杉山に返した。

会場にはインドの民族衣装・サリーを身にまとった女性や、劇中でバラーラデーヴァが使用した武器のレプリカを持参したファンが詰めかけた。観客の様子にダッグバーティは「本当に心に沁みますね。『バーフバリ』シリーズが国境を越えて日本まで旅をして、皆さんに愛してもらえることがうれしいです。こういう経験をするともっといい映画を伝えたいという気持ちになります」と述べる。

ダッグバーティは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のインド版でサノスに声を当てている。自身がアメコミファンであることに触れながら、サノスを演じた感想を「すごくエキサイティングな体験でした。声を当てるために一早く観ることもできましたし、ファンとしてそこが特権でした。あとサノスはとても力強く、自分を確立したキャラクター。アベンジャーズのあらゆるヒーローたちが彼に立ち向かってくるところが魅力的でした。次回作も楽しみにしています」とほほ笑む。

11月30日に行われた東京コミコンのオープニングイベントでは「アベンジャーズ」シリーズなどでロキを演じるトム・ヒドルストンとともにステージに立ったダッグバーティ。杉山が「ロキと同じ空間にいた感想はいかがでしたか?」と問うと「僕自身ロキがとても大好きで注目していたキャラクターだったので大興奮でしたね。トムは俳優として素晴らしい人物で、ロキを素晴らしく美しく演じていると思います」と感慨をにじませた。

また、12月14日に34歳の誕生日を迎えるダッグバーティのために、会場にはサプライズケーキが登場。観客からの「ハッピーバースデートゥーユー」の歌のプレゼントに、ダッグバーティは顔をほころばせ、ケーキの上のプレートを持って写真撮影に応じた。「バーフバリ」シリーズのプロデュースを手がけたショーブ・ヤーララガッダが急遽登壇すると、大歓声が起きる。杉山が「バラーラデーヴァのスピンオフの予定はありませんか?」と質問すると、ヤーララガッダは「まだ企画はありませんが、そのうち考えます」とコメントした。最後にダッグバーティは「愛してます!」と日本語で叫び、ステージを後にした。

なおムービープラスでは、今回の来日の模様を追ったドキュメンタリーが1月19日に放映されるほか、ダッグバーティの出演作「Rudhramadevi(原題)」が2月に、「Bangalore Naatkal(原題)」が春に放送される。

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