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「1人のダンス」チラシビジュアル

弱者なりに踊れ、安楽涼の長編デビュー作「1人のダンス」全国3カ所で拡大公開

ナタリー

19/7/25(木) 20:00

安楽涼が監督、主演を務めた長編デビュー作「1人のダンス」の拡大公開が決定。8月10日より東京・UPLINK渋谷、8月31日より兵庫・元町映画館、2019年秋に愛知・シネマスコーレで上映される。

本作は安楽がMOOSIC LAB 2018短編部門で男優賞に輝いた同名短編を58分の長編に発展させた青春映画。親友であるアーティストRYUICHI(OOPARTZ)との間で起きた実際の喧嘩を本人たち出演で映画化した作品だ。主人公はその甘えがちな性格によって大事なものを見失いかけていた駆け出しの映像ディレクター安楽。アイドル撮影で日銭を稼いでいた彼は、親友のミュージシャン・リュウイチにミュージックビデオの撮影を断られたことをきっかけに、怒りと衝動に駆られていく。

OOPARTZが音楽を手がけ、俳優としても活躍する片山享が脚本を担当。出倉俊輔、佐藤睦、大須みづほもキャストに名を連ねている。安楽、RYUICHIとは高校時代からの友人である声優の木村昴は「この映画は情けないほどリアルで、馬鹿らしくなるほどピュアだ。今燻ってる奴ら全員にこの映画が届けと願うばかりだ。心の友とは、この2人のことを言うんだと思う」とコメントを寄せている。チラシビジュアルには「弱者なりに踊れ」とコピーが添えられた。

「1人のダンス」の予告編はYouTubeにて公開中。俳優の藤原季節や真魚、映画監督の杉田協士らによるコメントは下記の通り。

藤原季節(俳優) コメント

これだけの仲間や友人を巻き込みながら、その優しさを無視し、孤独を貫徹するスタイルはまさに「1人のダンス」。
他者を撮りたいと願う監督志望の主人公を安楽涼が演じる。つまり他者を撮る自分の映画を撮るパラドックス。そのカオスの果てに安楽涼が愛を見つける革命のラストシーンは目撃すべき。
死ぬよりも、ダンス。

真魚(女優) コメント

消化出来ないものをそのままにしておけない安楽さんの人間性がそのままスクリーンに映し出されてました。
1人で踊る姿は生々しくて痛々しいけどこんな風に声をあげてむちゃくちゃやれるの、正直うらやましいな。
次は誰と喧嘩してどんな映画つくるのか。たのしみです。

しじみ(女優) コメント

恥ずかしくていじらしいラブレター。大事なのは想いの強さで、それでも叶わないとか、人生やり直したいと思ったなら、映画を作ればいい。映画が現実を塗り替えていくという、映画の可能性に涙しました。
ひとりの執念と衝動と焦燥感が成仏する瞬間を見た!

杉田協士(映画監督) コメント

主人公の安楽は、その名前とずっとたたかってるみたいだった。
安心して楽しくなんて生きてたまるか。だから誰とも横並びで座ったりなんかしない。
いつも対面で、さらにカメラなんて構えたりして、向かって向かって向かっていった先に見える景色がある。
そこにいないはずの私たちも、その一瞬に立ち会える映画のよろこび。
近いうち、どこかの土手には親友と横並びで座る安楽の姿があるはず。
いつか恋人とも座れますように。そしてダンスに誘えますように

関矢茂信(ながおか映画祭実行委員長) コメント

何とも言い表せない感動で映画を見た後叫びました

新納慎也(俳優) コメント

リアルな会話と静寂の中、溢れる感情に心を動かされる。
男同士の友情は不器用だけど、男ってそういう生き物だから。
俳優、ミュージシャン、映画監督、芸術家など表現を仕事にする者の内側に潜む闇と苦悩を繊細に大胆に露わにした作品。
苦しく、辛く、哀しく、そして温かい。
僕にはとても染みました。
そして、その闇が少し晴れた気分です。
安楽くんの様にすべて曝け出して叫びまくって暴れまくれたらどんなに楽だろうって思う。
すべての夢追人に届いてほしい。

吉田浩太(映画監督) コメント

僕は30歳の時に大病に罹って以来、自分は弱者である感覚を忘れないようにしている。
当時得た、病気になってしまい誰からも相手にされない虚無な日々の体験が今の自分の大きな礎になっている。
「1人のダンス」は弱者でしか見えないどうしようもない苦しさに足掻きながら、そこに見える小さな真実をなんとか映し出そうとしている。
ラストカット、その小さな真実が映し出される瞬間に、この映画は僕にとっても大事な映画となった。

松本純弥(映画監督) コメント

まさに「衝動」という言葉がふさわしい作品!
実名で現れてひたすらに自分を苛め抜く安楽監督に、つい自分を重ね合わせた。作品を越えて見届けよう、彼がどこまで踊り続けるのか。

金井純一(映画監督) コメント

この作品を見始めて、安楽くんは自分の衝動をなんとかこの作品に封じ込めようとしていて、そうだ、それが映画だ、と思って応援していたら、ラストシーンで爆発してました。やりやがったな!って心が踊りました。「1人のダンス」が、大勢の観客の心を踊らせてほしい、そう思いました。

(c)2019すねかじりSTUDIO

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