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三上ちさこ、光と影の二面性表現したワンマンライブ「またこの場所で会いましょう」

ナタリー

19/9/22(日) 15:34

三上ちさこ(撮影:笹原清明)

三上ちさこが9月15日に東京・新宿LOFTでワンマンライブ「House Of "LIGHT & SHADOW"1st -コンセプトライブ-」を行った。

5月に「LIGHT And SHADOW」をテーマにした連作シングルの「LIGHT盤」としてシングル「re:life / ユートピア」をリリースし、11月20日に「SHADOW盤」としてニューシングル「ヌード / sNow letteR」を発売する三上。ワンマンライブも2作と同様に「光と影」や「表と裏」といったコンセプトが表現された。

開演前のBGMはMassive Attack。フロアがほぼ埋まった18:00過ぎ、ステージ前に張られた幕に三上自身の言葉が映し出され、「SHADOW。私の中の影。それは、誰よりも抜きん出たいというエゴ。他人と比べてしまう悲しさ。わかってもらえない怒り。諦めてしまいたくなる弱さ。いろんな感情が渦巻く、ドロドロとした内面そのもの」とナレーションが流れる。そして幕が上がると、漆黒の衣装に身を包んだ三上が櫻田泰啓(Piano)、大浦萌(Cello)と共に「The Secret」でライブを開始。昨年11月に発表したアルバム「I AM Ready!」収録曲を3人編成で次々に披露していく。ピアノが加わったことで大きく印象を変えた「1004」に続いて、三上はfra-foaのナンバー「月と砂漠」をパフォーマンス。自分の中の影を吐き出すように力強いシャウトを繰り返し、「SHADOWセクション」を締めくくった。

Nine Inch Nailsが流れるインターバルを経て、真っ白な衣装に着替えた三上は、上田ケンジ(B)、松原”マツキチ”寛(Dr)、akkin(G)、櫻田(Key)、近谷直之(Manupirator)と共に「ユートピア」で「LIGHTセクション」のライブの幕を開ける。一切MCを挟まなかった「SHADOWセクション」とは打って変わり、饒舌な三上は「皆さん、こんばんは! 今日は悲しいこと、つらいこと、しんどいこと、全部忘れて思いっきり楽しんでってください!」と改めて挨拶。彼女にとっての光だというファンに向かって「dear」を優しく歌いかけたあと、続く「re:life」でアッパーにモードを切り替え、最後は「みんなで一緒に最高の景色を見に行きたい、一緒に勝ちに行きたい」という彼女の思いを象徴するナンバー「TRAJECTORY -キセキ-」で「LIGHTセクション」を終えた。

アンコールでは、「SHADOWセクション」と「LIGHTセクション」に出演したメンバー全員が再登場し、11月20日にリリースされる「SHADOW盤」の収録曲「ヌード」「sNow letteR」を初披露。三上は「これからも人生は続いていきます。それぞれの場所で、それぞれの日々を一生懸命生きて、またこの場所で会いましょう。私たちはどんなときも音になってあなたの人生に寄り添います。そのことをどうか忘れないでください。今日は本当にありがとうございました!」と観客に感謝すると「Anti Star」で会場を1つにしてライブに幕を下ろした。

三上ちさこ「House Of "LIGHT & SHADOW"1st -コンセプトライブ-」
2019年9月15日 新宿LOFT セットリスト

<SHADOWセクション>
01. The Secret
02. 孤独な星
03. Sea for Why
04. 春宵
05. 1004
06. 月と砂漠 from fra-foa
<LIGHTセクション>
07. ユートピア
08. Ride On The Beetle!
09. Let’s get the Party☆
10. dear
11. re:life
12. Parade for Destruction
13. TRAJECTORY -キセキ-
<アンコール>
14. ヌード
15. sNow letteR
16. Anti Star

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