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ミュージカル『ボディガード』来日公演が開幕

ぴあ

ミュージカル『ボディガード』

ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが主演し、ヒューストンが歌う主題歌『I Will Always Love You』とともに世界中で大ヒットを記録した映画『ボディガード』(1992)。アカデミー賞にもノミネートされたこの映画を原作に、2012年にロンドンのウエストエンドで舞台化されて以降、世界各地で上演されてきたミュージカル『ボディガード』が、いよいよ日本にやってくる。人気映画がミュージカル化される際には音楽が刷新されることも多いなか、映画の楽曲がふんだんに使われた、原作ファンの心をくすぐること間違いなしの作品だ。

人気絶頂の歌手レイチェル・マロン役は、ウエストエンド公演でも同役を務めたアレクサンドラ・バークと、シルク・ドゥ・ソレイユにも出演経験を持つジェンリー・シャローのWキャスト。ツアー公演にもかかわらずWキャストが組まれていることがすでに、この役のハードさ=パフォーマンス性の高さを物語っているようで期待が高まる。そして、レイチェルのボディガードでありながらやがて禁断の恋に落ちるフランク・ファーマー役は、フランス公演からの参加となるブノワ・マレシャル。ほか、昨年末から英国とアイルランドを回っているツアーキャストが舞台を彩る。

本日9月13日に東京・東急シアターオーブで開幕する来日版に続き、来春には日本人キャスト版もお目見え。柚希礼音と新妻聖子がWキャストでレイチェル役を、舞台初挑戦となる大谷亮平がフランク役を務める。脚本はどちらもアレクサンダー・ディネラリス(映画『バードマン』)だが、演出は来日版がテア・シャロック(ダニエル・ラドクリフ主演『エクウス』)で、日本人キャスト版はジョシュア・ベルガッセ(宝塚歌劇団『WEST SIDE STORY』)。異なるスタッフ・キャストが描き出す、2種類の『ボディガード』を楽しみたい。

文:町田麻子

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