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いま、最高の一本に出会える

大阪・なんばパークスシネマでの「いちごの唄」舞台挨拶の様子。左から峯田和伸、古舘佑太郎。

「いちごの唄」古舘佑太郎が3都市で弾丸舞台挨拶、峯田和伸は観客とキス

ナタリー

19/7/8(月) 14:35

「いちごの唄」の舞台挨拶が7月7日に、愛知・ミッドランドスクエア シネマ、京都・MOVIX京都、大阪・なんばパークスシネマで開催。キャストの古舘佑太郎と峯田和伸が出席した。

「白衣の戦士!」の菅原伸太郎が長編監督デビューを飾った本作は、銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などをイメージソースに、岡田惠和が脚本を執筆したラブストーリー。一年に一度だけ、七夕の日にしか会えないあーちゃんを思って暮らす主人公・笹沢コウタを古舘、あーちゃんこと天野千日を石橋静河が演じている。

この日最後の舞台挨拶となった大阪会場で、古舘は「撮影は去年の夏でした。あれから1年経って、物語の設定である七夕の日に皆さんに会えてとてもうれしいです」と挨拶。大阪の印象を問われると、バンド・2のメンバーとしても活動する古舘は「ライブで知らない曲を演奏しても盛り上がってくれるお客さんが多いイメージです!」と述べ、峯田は「昔ライブをしたときに騒ぎを起こしてしまい、初めてスポーツ新聞の1面に名前が載った地です」と笑った。

撮影時の思いについて、古舘は「僕はもともと銀杏BOYZが大好きです。僕が思う銀杏BOYZの魅力は、かわいらしさと凶暴性が共存していること。この物語もかわいらしい物語ですが、どこかに狂気があるというか。“ヤバいほど純粋”と言われるほどのキャラクターをどのようにして演じればいいのかずっと悩みました」と述懐。峯田は自身が書き下ろした主題歌「いちごの唄」について、制作時に抱えていた2つの気持ちを明かす。「1つは、コウタとあーちゃんのため。突っ走るコウタと、時間が止まったようなあーちゃんを思い浮かべました。もう1つは、岡田さんへの恩返しです。『奇跡の人』などで僕を起用してくれ、3年もの期間をかけて『いちごの唄』が小説と映画になりました。『岡田さんが手がけた作品の、すべての登場人物よメロディに降ってこいと願って作りました。この曲ができて岡田さんにメールをしたら、すぐに熱い思いの返信をいただきました」と振り返った。

当日が七夕であることにちなみ、古舘と峯田が3会場で参加者たちの願いを叶えるコーナーも設けられ、競馬レース「七夕賞」の予想や「ハグしてほしい」といったリクエストに応じていく。銀杏BOYZのファンであることが縁で結婚するというカップルの男性からは「キスしてほしい」という願いが寄せられ、峯田がしっかりとステージ上で応えた。

最後に古舘は「僕は、完成したこの映画を観たときに、15歳の頃の初恋の相手を思い出しました。この映画は青春をしている人、これからする人、かつてした人みんなに通じる普遍的なものが詰まっていると思います。観たら好きだった人を思い出して、友達と語り合ってほしいです」と思いを述べる。峯田は主題歌の歌詞に触れ「『夏の終わりのプールサイドで あなたはウィンクして』という歌詞があります。これは、僕が高校の3年間片思いしていた人のエピソードです。僕はコウタのように突っ走ることができなくて、違うクラスの彼女を遠くで見ているだけでした。でも、ある夏の日、水泳の授業だったのか体育祭だったのか。その人が学校のプールサイドにいて、足だけを水に浸からせて、僕へ向かってウィンクをしてくれました。もしかしたら、水が目に入ってウィンクしたように見えただけかもしれません。でも、僕はあの一瞬を糧に生きていくことができました。映画や音楽を愛する人は、そういう一瞬を大事に生きている人なのだと思います。この映画も、皆さんの大事なものになったらうれしいです」と呼びかけた。

「いちごの唄」は全国で公開中。

(c)2019「いちごの唄」製作委員会

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