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劇団鹿殺し・浅野康之が2つの表現団体を結成「舞台の世界を盛り上げていく」

ナタリー

20/2/11(火) 9:30

トイメンのビジュアル。

劇団鹿殺しの浅野康之が、2つの表現団体を結成した。

浅野が立ち上げたのは、舞台芸術創造団体・トイメンと、振付・ステージング業をメインに活動する振付チーム・TOYMENの2つ。トイメンでは、浅野が脚本・演出・構成・ステージングなどのクリエイティブワーク全般を担い、作品によってはクリエイターとコラボレートする。同団体は活動拠点を東京に置かず、地方での活動を重視していく方針で、今秋には第1回公演を実施予定だ。

一方のTOYMENは、劇団、アイドル、プロデュースユニットなどに振付・ステージングを行うチームで、現段階でメンバーは浅野のみ。3月10日には、TOYMENが振付・ステージ演出を担当する「nuance oneman tour “osu” tour final 東京公演」が開催されるほか、今年の夏にはTOYMENによるショーケース公演が行われる。

今回の発表に際し、浅野は「自分を高めながら律しながら成長していけると思う道を選んだ結果こうなりました。何かを諦めた訳でも諦める訳でもありません。今まで通りの活動も行います」と説明し、「舞台の世界を盛り上げていく一つのピースにでもなれると良いなくらいにはちゃんと思ってます。のでよろしくお願いします」と意気込みを語った。

浅野康之コメント

初めは舞台なんてやるつもりは全くなかったです。振付なんてもっての外ですよ。
ひょんなことから劇団鹿殺しと出会ってしまったことで僕の生き方が良い意味でも悪い意味でも決まってしまった感は否めません。だってそんな僕が舞台芸術を自分でやりたいなんて思う日が来たんですもの!!
舞台の世界に携わって10年少し、、、自分のやれること、苦手なこと、性質、やれないこと、嫌でもわかりました。
その上で自分を高めながら律しながら成長していけると思う道を選んだ結果こうなりました。
何かを諦めた訳でも諦める訳でもありません。今まで通りの活動も行います。
ほんと、団体名の通り何かにどんどん対面していき、本気で付き合って、もっとたくさんの色々と出会い、
充実した人生にしたいと願う、ただそれだけです。
おこがましいかも知れないですが、その一個人の勝手な行動が、舞台の世界を盛り上げていく一つのピースにでもなれると良いなくらいにはちゃんと思ってます。のでよろしくお願いします。

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