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山海塾、4年ぶりの新作「Arc 薄明・薄暮」が北九州芸術劇場で幕開け

ナタリー

19/3/23(土) 19:45

北九州芸術劇場×パリ市立劇場×山海塾 共同プロデュース 山海塾「Arc 薄明・薄暮」世界初演より。(c)Sankai Juku

山海塾「Arc 薄明・薄暮」世界初演が、本日3月23日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場で開幕した。

北九州芸術劇場とフランスのパリ市立劇場、そして山海塾が共同プロデュースする本作は、2015年の「海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり」以来4年ぶりとなる山海塾の新作。1982年の「縄文頌」、91年の「そっと触れられた表面―おもて」などの舞台美術を担当した縁ある画家、故・中西夏之の「着陸と着水」シリーズのコンセプトから着想を得て、二重の舞台、2つの鏡、2つの弧から成る“三つのダブル”の世界を構築する。

演出・振付・デザインを手がける天児牛大は「基本の舞台となる『ダブルの舞台』は、中西夏之氏がフランス国立リヨンオペラ座でのオペラ作品『三人姉妹』の初演時に提示してくださったコンセプトです。そのオペラ演出の過程を含め、その時に成立した空間(中西夏之氏のコンセプト)を当時(1998年)から、機会を設けて山海塾で援用させたいと思っていました」と構想を語り、「舞台上にあるものと体との緊張関係や、空間の異なりとの関係を作品を立ち上げていく上で大切にしたいと思います」とコメントした。上演時間は約1時間30分で、公演は明日3月24日まで。

北九州芸術劇場×パリ市立劇場×山海塾 共同プロデュース 山海塾「Arc 薄明・薄暮」世界初演

2019年3月23日(土)・24日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場

演出・振付・デザイン:天児牛大
音楽:加古隆、YAS-KAZ、吉川洋一郎
舞踏手:蝉丸、竹内晶、市原昭仁、松岡大、石井則仁、百木俊介、岩本大紀、高瀬誠

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