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祭nine.が語る、“令和初の武道館”への熱い思い「みなさんと一緒に日本で一番の祭りを興したい!」

リアルサウンド

19/4/20(土) 8:00

 祭nine.は、TVアニメ『デュエル・マスターズ!』(テレビ東京系)オープニングテーマのタイトル曲のほか、怒髪天の提供曲「魁!祭OTOKO」など、カラフルな作風の中に現在の彼ららしさが凝縮された4thシングル『有超天シューター』(3月20日発売)で、オリコン週間シングルランキング1位を獲得。元号が変わる5月1日には初の日本武道館公演『祭元年~新しい挑戦~』も決定しており、“令和初の武道館アーティスト”の看板を背負うことになる。そんな祭nine.に、祭っ子(祭nine.ファンの愛称)たちへの思いや、武道館に挑む現在の心境を聞いた。(古知屋ジュン)

(関連:祭nine.、新元号初武道館のステージに立つ意気込み語る「日本の歴史に名を刻めるように」

■横山統威「祭nine.にとってすごく意味がある1位」
ーーまずはオリコンウィークリー1位、おめでとうございます! 全国各地でリリースイベントがありましたが、振り返ってみてどうでしたか?

野々田奏(以下、奏):今回のリリイベは関東を中心に全国各地を回らせていただいたんですが、わざわざ遠くから遠征して来てくださる方も多くて。ファンの方々と一緒に駆け抜けた3カ月間の結果として、1位を獲れたことはめちゃめちゃうれしかったです。

浦上拓也(以下、拓也):今回は武道館のプロモーションを兼ねて東京でのイベントが多かったので、僕たちが拠点にしている名古屋でのイベントがあまりなかったんですよ。地元で応援してくださっている方には寂しい思いもさせてしまったかもしれないけど、それでも名古屋のイベントではめちゃくちゃ盛り上がってくれたり、名古屋から各地のイベントに駆けつけてくださったり、今回もファンの方々に支えられました。口には出さなかったけど1位は獲りたかったですし、最高の結果が残ってよかったなと思います。

高崎寿希也(以下、寿希也):2ndシングルの『HARE晴れカーニバル』もそうでしたけど、僕らが勝ち取ったというよりもファンのみなさんと勝ち取った1位で、みなさんがいなければ生まれなかった結果ですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

横山統威(以下、統威):今回のシングルは武道館に向けて作っていただいた曲もあって、リリイベのMCでも武道館の話をすることが多かったんですよ。今回の1位という結果を自分たちの自信や武器にして、武道館に立ち向かえると思いました。なので、祭nine.にとってすごく意味がある1位だったんじゃないかなと思います。

清水天規(以下、天規):僕は今回のリリイベには参加できなかった回も多かったんですが(※4月25日スタートのドラマ『ミナミの帝王ZERO』(カンテレ)撮影のため)、それでも久しぶりに出たイベントでファンの方々が温かく迎えてくれたり、応援の言葉をかけてくれたりしてありがたかったです。僕がいない間イベントを盛り上げてくれたメンバーにも感謝していて、今回は特に僕たちのチームワークのよさを感じました。

神田陸人(以下、陸人):今回のシングルは勢いのある曲が多いので、MCでもできるだけ盛り上げて楽しいイベントにしたい! という気持ちがあって、MCも頑張りました。それが功を奏したのかはわからないですが、「有超天シューター」の曲の中で出てくる合いの手を、僕ら発信じゃなくてもみんなで声を出してくれたり、自発的にファンの方が盛り上げようとしてくださったりしていたのはうれしかったですね。

寺坂頼我(以下、頼我):リリイベ期間を通して陸人がMCを頑張ってくれたのはもちろん、他のメンバーもこういう風にライブをしたい、トークでこういうことを話したいとか、いろいろアイデアを出してくれるようになって。全員が祭nine.の活動をより深く考えて行動できるようになったんじゃないかなと思います。あと、いろんな場所に行く機会が多かったんですが、これまでのリリイベよりも、お客さんが楽しんで参加してくれているというのが強く実感できたんですよ。1位はファンの方の反応を活力に獲れた結果でもあると思っています。

ーー祭nine.の曲はいつもそうですけど、今回のシングルは特に、聴いていて元気が出たり、リスナーの背中を押してくれたりするような曲が多いですよね。そんな4曲について、4チームに分かれて1曲ずつ魅力を解説してもらえますか? 7人なので、まずリーダーの頼我さんにはピンでタイトル曲「有超天シューター」についての解説をお願いできればと。

頼我:一球入魂の祭バージョンみたいな感じで“一つひとつの祭(イベントやライブ)に全力を込めていく”という意味合いの〈一祭入魂!〉っていうキーワードがあるんですよ。リリイベでもこの言葉をテーマに一つひとつの祭と全力で向き合って、どう楽しく盛り上げていくかを考えたり、みなさんへのあふれる感謝を僕らの背中でも伝えていけたりしたらいいなと思っていました。〈でかい夢 撃ちにゆくのさ〉という、武道館に向かっていく僕たちにふさわしい言葉や、『デュエル・マスターズ!』にちなんだ掛け声も随所に盛り込んでいただいて。音的にはヒーローもののアニソン感もありつつ、祭nine.っぽい熱さもあるし、Aメロ、Bメロ、サビと全然違う感じになっていて聞きごたえはあるので、幅広い世代の方のストライクゾーンに入る曲になっていると思います。

ーー全員で連結するなど印象的なポイントが多い振付ですが、いつもとはちょっと違う雰囲気がありますよね。

頼我:この曲はラッキィ池田さんに振付していただいて、“お客さんも曲を楽しみつつ、祭nine.と一緒にステージを作り上げてほしい”というコンセプトのもと、イントロやサビ部分は踊りやすくなっているんですよ。踊っていて元気になれる素敵な振りで、リリイベでパフォーマンスしていても、すごくお客さんとの一体感がありました。あの景色は忘れられないですね。

ーー祭nine.の新たな看板曲が生まれましたよね。怒髪天の提供曲「魁!祭OTOKO」については、奏さんと統威さん、お願いします!

奏:祭nine.っぽさもありつつ、バンドサウンドで怒髪天さんならではのロック感もちゃんと感じられる曲なので、ライブでも盛り上がれる曲です。なんといっても……!

統威:おっ、もうそこいきますか? 

奏:いや、まだまだ引っ張ります!

統威:(笑)。今までもいろんな祭り感のある曲を出してきましたが、この曲は男っぽくてオラオラ系というより、みんなが気軽に寄れる縁日みたいなイメージですね。

奏:間奏で頼我が一番前に立って“だるまさんがころんだ”をやる振付など、遊び心いっぱいの曲なので、わちゃわちゃしてて元気な祭nine.が見られる曲です。そしてですね! この曲の間奏部分では僕がハーモニカを生演奏します。祭nine.で生演奏は初なんですけど、ライブは生ものですし、毎回ニュアンスが違うハーモニカの音色にも注目しつつ楽しんでいただけたらと思います。あと、祭りといえば日本なので、この曲の歌詞の一言ひとことに込められた意味をじっくり読み取っていただけたらと。

統威:かつ、僕たちが年齢を重ねるほど味が出るようないい曲をいただいたので、大事に歌い続けていきたいです。

■神田陸人「『有超天シューター』は“スタミナ弁当”」
ーー続いて「みらい結び」については、天規さんと拓也さんにお願いできればと。

天規:僕たちにはたくさんの夢や立ってみたい場所があるんですけど、“今の僕たちと、叶えたい未来をつないでいこう”というのがこの曲のテーマです。すごくメッセージ性の強い歌詞なので、ファンのみなさんにもいろいろ読み取ってほしい曲です。〈ロボットだって玉ねぎだって/道が見えてきそうだよ〉の“玉ねぎ”が今度立つ武道館のことを指していたりと、歌詞の随所にいろんな意味が込められています。

拓也:僕らが祭nine.になる前から見てくださっているYUMIKO先生に歌詞を書いていただいたので、僕らのこれまでの道のりとか成長を踏まえた上で、今の僕たちがやっていることが未来の僕たちへつながっていくようなストーリー性も楽しんでいただけるのではないかと思います。サウンド面もメロディがキレイでキラキラしていて、いい意味で「祭nine.っぽくない」って言われることもあるんですけど(笑)、今までの僕たちを見てくださっている方には新鮮に感じていただけて、“祭nine.=元気でうるさい”みたいなイメージを持っている方々にも、こういう一面もあるんだなと思っていただけるような楽曲です。

ーーお客さんと一緒になって手を大きく振るような振りが、武道館みたいな大きな会場にぴったりだと思いました。

天規:まさに武道館に向けて作っていただいた曲なので、みんなで一緒にできる振りだったり、みんなと一緒に歌えるポイントがあったり、自然と一体感が生まれる曲なんじゃないかなと思います。さっき「祭nine.っぽくない」って出ましたが、ダンス面でも初めての振付師さんとタッグを組んでいて、スタイリッシュな感じに仕上げていただいたんですよ。

拓也:タイアップありきの曲もいろいろありますが、この曲はストレートに、僕たちと応援してくださっているみなさんに向けて作っていただいた印象が強いです。だからこそ、この素敵な曲を共有できる方をもっともっと増やしていきたいですね。

天規:祭nine.の曲の中でも、この曲が好きだと言ってくださる方が多くて。僕たちにとってはどれも好きな曲ではあるんですが、「みらい結び」は僕たちに未来がある限りずっと歌っていける曲なんじゃないかなって思います。

ーーではトリはグループ唯一の愛知県人の寿希也さんを、陸人さんがアシストする形で「NAGOYA’N’イングリッシュ」についてお願いします。イントロに入ってる三味線も祭nine.っぽい要素の一つだと思うのですが、2ndシングルのタイトル曲「HARE晴れカーニバル」を作曲したムラマサヒロキさんの曲ですね。

寿希也:一言でいうと名古屋愛がすごく詰まっている曲です! 「みらい結び」が僕らの今と未来を結んでくれる曲なら、この曲は名古屋と全国各地を結んでくれる曲じゃないかなと。クイズ感覚で名古屋弁を楽しめるユニークな曲で、掛け声や合いの手を入れられるタイミングも多いので、ライブでも楽しんでいただけると思います。この曲については振付師の先生と僕たちで「しゃびんしゃびん(水っぽい)をダンスで表現するならどんな動きだろう?」とか一つずつ話し合って決めていったので、コラボ作品みたいな感じで思い出深いです。

陸人:全部言われましたけども(笑)。個人的に、一人が名古屋弁を言ってみんながワイワイ反応する感じが、すごく男子高校生っぽいなと思うんですよ。僕らの楽屋のわちゃわちゃしたノリが詰め込まれている曲なので、そこにお客さんも混ざって参加してほしいなと。そして4曲すべて元気が出るような曲なので、今回のシングルを僕は「スタミナ弁当」と呼んでいて……。

天規:恒例のたとえが出ました! (前作の)『がってんShake!』が「バラエティパック」だっけ。

頼我:そのたとえ、もらっていい?

陸人:お金いただきます(笑)! シングルがスタミナ弁当なら、「NAGOYA’N’イングリッシュ」はお弁当全体が味わい深くなる、タレみたいな曲だと思うんです。BOYS AND MEN(以下、ボイメン)の先輩方もそうですが、僕らも名古屋発祥のグループです。僕らに会いに名古屋に来てもらいたいので、歌詞にも〈NAGOYAにいりゃあせ〉とありますし、この曲で名古屋弁を学んでいただけたらと。

ーーボイメンの本田剛文さんが名古屋弁についてアドバイスしてくれたと聞きました。

寿希也:僕も愛知県人なんですが、名古屋弁ってなかなか使う機会がないんですよ。「机をつる(机をつり上げて運ぶ)」とかは使うけど、基本的にはほとんど標準語です。レコーディングでもめちゃめちゃ苦戦したので、最終的にYUMIKO先生が、名古屋弁マスターの本田さんに電話して「本ちゃん、〇〇って言ってみて!」ってお願いして、発音を聴いてからみんなでレコーディングしていました。

ーー先輩のサポートもあっての力作ということで。そして武道館公演まで1カ月を切りましたが、元号が変わって一発目の武道館アーティストが祭nine.になるんですよね。

陸人:新しい元号を代表するアーティストに、そして新しい時代を切り開くアーティストになるぞ! という意気込みを込めて、音楽の聖地の歴史に僕らの名前を刻もうと。

頼我:武道館についてはずっと「やりたい!」と言ってはきましたが、事務所の社長が「どうせやるなら注目されたほうがいいから5月1日にやろう」と、頑張ってくださったんです。

ーー前回の正式なワンマンが中野サンプラザだから、ステップアップの幅がすごいですよね。

奏:僕らのライブに対するスタンスの一つとして、できる会場でやっていくのではなく、チャレンジしていこうというのがあるので、今回はそういう意味も込めての武道館になるのかなと思います。

ーー天規さんはブログで「祭nine.最大のチャンスでありピンチ」とも発言してましたが。

天規:このライブでたくさんの方に僕たちのことを知っていただけるというのと、このライブをやることで未来に向けて新しいスタートが切れるんじゃないかなと思うので、そういう意味では最大のチャンス。でもここで自分たちが満足できないようなライブになってしまったら正直ダメだなと思いますし、このライブの結果が今後に影響してくるとも思うんですよね。そういう意味では最大のピンチとも言えます。だからこそ、このチャンスを絶対にものにしたいなと。

ーー『musicるTV』(テレビ朝日系)で、武道館に合わせたオリジナル楽曲制作に密着する企画「トップライナーをさがせ!」もオンエア中ですね。番組で若手作家の岩越涼大さんが作った「ゴールデンジパングソウル」をライブで披露するという。

頼我:今頑張っている次世代のクリエイターの方に楽曲提供していただけるというのはすごくうれしいことで。そんな大切な曲をヘタには歌えないので、僕らも気持ちを込めて全力で披露したいと思ってます。

陸人:番組の中で司会のヒャダインさんに、「僕が(企画に)参加したいくらい。うらやましい!」と言っていただいたんですよ。

拓也:オンエアを観て、みんなうれしくてテンション上がっちゃって。

頼我:ボイメンさんのライブでお会いしたときに声をかけていただいて、「黄色の子(奏)、いいキャラしてるよね」とか、僕たちをチェックしてくださってるみたいで。

■高崎寿希也「僕らの暴れる姿を刮目せよ!」
ーー武道館以降にでも、コラボの可能性に期待してます!

頼我:テーマは同じでも、作家さんによって全然テイストの違う曲が出来上がってくるのを番組で見ていて、祭nine.というグループの捉え方が人によってそれぞれ違うんだとわかったので、また新しい作家さんとコラボする機会があったら絶対やりたいです。

全員:ホントに!

天規:(3rdシングル収録の「さわらぬ夢に後悔あり」を提供した)SHOCK EYE(湘南乃風)さん、今回の怒髪天さん、岩越さんにも素敵な曲を作っていただいたので。どんなタイミングで次があるかわからないですけど、今度は誰とコラボできるんだろう? ってワクワクしてます。

ーー中野サンプラザのワンマン公演では和太鼓披露や、ボイメンのカバーとダンスコーナーもありましたが、今回はどんな構成になりそうですか?

頼我:まだ固まってはいないんですが、番組で作っていただいた曲を合わせてオリジナル曲が17曲になったので、新しめの曲もお披露目しつつ、お祭り感のあるチャレンジをすることになるんじゃないかな? と思います。武道館という会場だからこそできるような、見せ方も工夫していけたらなと。

統威:フタを開けるまでまだ内緒ですけど、玉手箱的なライブになるのは保証します!

天規:僕たちだけじゃなく、BOYS AND MEN研究生とかエリア研究生の子たちも出てくれるので、騒がしい感じになるんじゃないかなと。メンツも含めて祭り感のあるライブになると思います。

ーー最後に、現時点での武道館への意気込みをお願いします。

拓也:武道館は僕たちの目標の場所の一つで、こんなにも早く実現できるとは想像してなかったんですよ。ライブ当日だけを楽しむのではなく、そこまでの過程を応援してくれるみなさんと一緒に楽しんでいきたいです。これまで応援してくださった方はもちろん、初めて僕らを観る方にも“これが祭nine.だ”というものをしっかりと全身全霊で伝えられるようなパフォーマンスをできるように頑張ります。

奏:武道館は夢に見ていた場所で、今もワクワクドキドキしつつ楽しみな気持ちでいっぱいで……公演までが残り少なくなってきた中で、武道館当日に向けてそれぞれがやれることに全力で取り組んでます。来てくださった方全員に感動を与えられるように準備していきますので、ぜひ遊びに来てほしいです。絶対に成功させるぞ!

統威:記念すべき日に武道館でライブができるということがすごくうれしくて。でも武道館でライブをやるだけじゃなくて、ちゃんと成功させて「この日のライブが祭nine.でよかったな」と、お客さんやスタッフさんをはじめ、いろんな方に思ってもらえるような日にしたいですす。来てくださった方全員をしっかりと楽しませるような形で、新時代の幕開けを飾りたいですね。

天規:ライブのとき、周囲の大人に「最初から飛ばしすぎじゃない?」「体力もたんやん!」ってよく怒られるんですけど、武道館では初めからフルスロットル、フルスピードで怒られにいこうと思います(笑)。会場に来てくださる方々には僕らの熱さと、言霊と音霊をぶつけたいと思っていますので、みなさんも僕らに負けない勢いでついて来てください!

陸人:祭nine.は“てっぺんを目指す”をコンセプトに掲げてきたグループなので、武道館の盛り上がりのてっぺんももちろん狙っていきたい! ですし、僕らもお客さんと全力でぶつかり合って、純度100%の楽しい空間を作っていきたいなと思います。

寿希也:本当にたくさんの方に支えていただいている僕たちなので、この日は感謝の意味も込めて思う存分暴れたいです。一番大切な、お客さんと一緒に楽しむ気持ちはもちろん忘れずに。数多くのアーティストが目指している場所に立たせてもらえるので、勇往邁進で頑張っていきたいと思います。僕らの暴れる姿を刮目せよ!

頼我:全国各地にいろんな祭りがありますけど、5月1日は僕たちが来てくださるみなさんと一緒に日本で一番の祭りを興したい! みなさんもその覚悟だけ決めて、来ていただけたらと思います。日常生活の嫌なことは忘れて、この日は楽しむことに専念しちゃいましょう。みんなで日の丸、背負ってこうぜ!

全員:おお~~!(拍手)

(取材・文=古知屋ジュン)
※高崎寿希也の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。

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