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小野莉奈が主演作「POP!」振り返るコメント到着、映画祭でトークショーも

ナタリー

21/2/19(金) 12:00

「POP!」ポスタービジュアル

「アルプススタンドのはしの方」の小野莉奈主演作「POP!」が映画祭での上映を控える中、小野と監督の小村昌士からコメントが到着した。

本作は俳優として「疑惑とダンス」などに出演した小村の初長編監督作品。地方テレビ局のチャリティ番組でオフィシャルチャリティサポーターを務める柏倉リンが、20歳という人生の節目を目前に、人との向き合い方や生き方に悩む姿が描かれる。三河悠冴、小林且弥、野村麻純、菊田倫行、木口健太、成瀬美希、中川晴樹らが共演し、Aru-2が音楽を担当した。

小村は「チャリティーという得体の知れない重圧を背負って、世界が平和になるために笑顔で募金を募る19歳の女性を、小野さんにしか出来ない表情で見事に演じてくれました」と難しい役を演じ切った小野をたたえ、小野は「自分だけの想像力だけでは足りないくらい、リンちゃんは想像力の豊かな子でした。皆さんが、リンちゃんをどう解釈するのか私は気になります」と伝えている。

本作は2月22日から開催されるMOOSIC LAB[JOINT]2020-2021のコンペティション部門、3月5日から開催される第16回大阪アジアン映画祭のインディーフォーラム部門で上映。MOOSIC LAB[JOINT]2020-2021では、すべての回の上映後に小野、小村、そして共演者やAru-2によるトークショーが行われる。

小村昌士 コメント

監督・脚本の小村です。
映画「POP!」は小野莉奈さん演じる主人公・柏倉リンが、TVのチャリティー番組でオフィシャルチャリティーサポーターを務めながら、子供と大人の狭間で芽生える葛藤と、自分以外の周りに対する違和感に気付いていく物語です。
チャリティーという得体の知れない重圧を背負って、世界が平和になるために笑顔で募金を募る19歳の女性を、小野さんにしか出来ない表情で見事に演じてくれました。
音楽のAru-2は唯一無二のビートメイカーです。MOOSIC LABの企画が始まったときに、真っ先にAru-2が浮かびました。大前提として僕自身がAru-2のファンだということ、そして映画の中でAru-2のビートが活かされた時に、どういったものになるのかという期待と、それに挑戦したいという思いがありました。完成した作品は、Aru-2のビートでなければ成立しない映画になったと思います。
是非劇場でご覧ください。

小野莉奈 コメント

完成した作品を拝見した時、監督の小村さんとリンちゃんについて何回も話し合った日々を思い出しました。小村さんだけでなく色々な方に役について相談しながら、考えて、迷って、考えて。そうやって、リンちゃん像を作っていきました。自分だけの想像力だけでは足りないくらい、リンちゃんは想像力の豊かな子でした。皆さんが、リンちゃんをどう解釈するのか私は気になります。演じている私でさえ、リンちゃんが分からなくなったからです。でも、リンちゃんの事が分からなくて悩んでいる途中でこれがリンちゃんなのかもしれないって気づいた事もありました。
物語の途中で子供から大人になるりんちゃんを是非見に来て下さい。

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