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吉田山田、バンドセットの全国ツアー東京で開幕「すごくよかった。今日ここで歌えて」

ナタリー

18/11/19(月) 18:32

吉田山田(撮影:岩﨑真子)

吉田山田が11月17日に東京・東京国際フォーラム ホールCにて、全国ツアー「吉田山田ツアー2018 <Band Set>」の初日公演を実施した。

9月から10月にかけて2人きりでアコースティックセットのライブを行うツアー「吉田山田ツアー2018 <Acoustic Set>」を開催してきた吉田山田。11月17日に行われた「<Band Set>」の公演ではバックバンドを迎え、より厚みが増したサウンドで最新アルバム「欲望」の収録曲をステージ上で演奏し、会場に集まったオーディエンスを大いに沸かせた。

最初のMCで山田義孝(Vo)は「ようこそ!」とテンション高めに挨拶し、「ワッショイ! ワッショイ!」というコール&レスポンスを促して会場内のテンションを引き上げていく。吉田結威(G, Vo)は東京国際フォーラムでライブができることの喜びを噛みしめるように「僕らがデビューする前から観に来てたホールなので、ひと際緊張してたんです。でも会場に集まってきてくれた皆さんの楽しみにしてる気持ちが裏まで伝わってきて、肩の力が抜けてステージに立てました」と語り、集まってくれたファンに感謝の言葉を述べた。

星空のような照明のもとで演奏された「冬の星座」、カラフルな照明がステージ上を彩った「Color」など、この日の公演で彼らは「欲望」の収録曲を中心としたセットリストを展開。吉田は時折バンドメンバーのほうを向き、アイコンタクトを取りながらバンドの一員として演奏に参加するなど、バンドセットならではのパフォーマンスが繰り広げられた。バンドをバックに伸びやかなボーカルを届けていた山田は「すごく気持ちいです。バンドっていいですね」と感慨深そうにライブの手応えを語っていた。ライブ中盤には、吉田山田の2人によるアコースティック編成でのライブも展開。このコーナーでは吉田が自身の愛犬に思いを馳せながら制作した新曲「赤い首輪」や、ライブでは山田がリコーダーの演奏に挑戦する「もやし」などが披露された。

ライブ終盤、2人はデビュー10周年に向けた覚悟を歌った最新アルバムの表題曲「欲望」を、シンプルな照明のもとで堂々とパフォーマンス。観客たちは彼らの覚悟を受け取るかのように、じっとステージ上を見つめていた。

アンコールではスクリーンに「重大発表」として、吉田が仕掛け人となって山田にドッキリを仕掛けるムービーが上映された。映像内で吉田が「山田にも関わる重大なことがある」と打ち明けると、山田は「吉田が主演の映画が公開される」と思い込んでしまう。ドッキリのネタばらしとして、映像内の山田と会場のオーディエンスに3月2日より47都道府県ツアーが開催される旨が発表されると、会場内は2人を祝福する拍手と歓声にあふれた。吉田は「今日は皆さんに東京に集まってもらいましたから、来年は僕らが皆さんに歌を届けに行きます」とファンにメッセージを送った。山田は「すごくよかった。今日ここで歌えて」と感想を述べ、この日のステージを締めくくった。

なお「吉田山田ツアー2018 <Band Set>」は、12月26日に行われる愛知・Zepp Nagoya公演でツアーファイナルとなる。

吉田山田「吉田山田ツアー2018 <Band Set>」※終了分は割愛

2018年12月8日(土)大阪府 なんばHatch
2018年12月16日(日)宮城県 Rensa
2018年12月20日(木)福岡県 DRUM LOGOS
2018年12月26日(水)愛知県 Zepp Nagoya

※記事初出時、ツアー日程に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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