上映企画「マカロニ・エンタテインメント傑作選」が始動。その「爆走カーチェイス編」として、「マッドライダー」「フェラーリの鷹」のHDリマスター版が12月に上映される。

「マカロニ・エンタテインメント傑作選」は、歴史スペクタクルやマカロニ・ウエスタン、マカロニ・コンバットなどが量産された1970年から90年代のイタリア映画より、人気作を日本のスクリーンによみがえらせる企画。第1弾に選ばれた「マッドライダー」は、ジュリアーノ・カルニメーオがジュールズ・ハリスン名義で手がけた作品だ。同作は「マッドマックス2」の便乗映画だが、ストーリーラインが「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と似通っており、スペインの砂漠を舞台とした水の争奪戦を描いている。1984年の日本初公開時は地方併映作の扱いだったため、東京でスクリーンにかけられるのは今回が初となる。

そして第2弾にセレクトされた「フェラーリの鷹」は、フェラーリ250GTEやシトロエンDS21といった欧州車がローマの街でカーチェイスを繰り広げる作品。ステルヴィオ・マッシが監督を務め、「007」シリーズのレミー・ジュリアンと彼のチームがカースタントを担当した。

「マッドライダー」は12月22日、「フェラーリの鷹」は12月29日より、東京・新宿武蔵野館にて上映。両作ともに2019年1月2日から愛知・名古屋シネマテークでもロードショーとなる。なお「マッドライダー」「フェラーリの鷹」のHDリマスターBlu-ray / DVDが2月8日に発売。

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