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三代目JSB『CDTVライブ!ライブ!』でマイナビBLITZ赤坂から生ライブ 思い出の地でのオーディションから10年の歩み

リアルサウンド

20/9/21(月) 10:00

 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)が、9月21日に放送される『CDTVライブ!ライブ!秋のリクエストフェス・ラブソング4時間SP』(TBS系)に出演。デビュー10周年を記念し、メンバーの今市隆二と登坂広臣がかつてボーカルオーディションに合格した思い出の地・マイナビBLITZ赤坂から、スペシャル生ライブを届ける。

 2010年の夏に放送された『週間EXILE』(TBS系)において、EXILEの前身となったダンス&ボーカルユニット・J Soul Brothersが新たなメンバーで復活することが発表された。ユニットの名前は、三代目 J SOUL BROTHERS。発表の時にはすでに、EXILEのNAOTOと小林直己(当時はNAOKI名義)、劇団EXILE風組のメンバーだったELLYの加入が決定していた。そして、同年の2月に始動したEXILEのボーカルオーディション『EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』を勝ち進んだファイナリスト10名の中から2名が三代目JSBのボーカルに選出されることが明らかに。現在はGENERATIONS from EXILE TRIBEで活躍する数原龍友や片寄涼太、劇団EXILEの八木将康、鈴木伸之ら実力派のライバルが揃った応募者約3万人の中で、今市と登坂は見事合格。その夢への切符を手にした最終ライブ審査が、10年前の9月15日にマイナビBLITZ赤坂で行われたのだ。

 二人がボーカルの座を射止めた後、ダンスを通して知り合ったNAOKIからオーディションに誘われ、合格した岩田剛典とELLYと同じく劇団EXILE風組のメンバーだった山下健二郎も合流し、今市と登坂は合格からわずか数日で三代目JSBの一員として活動をスタートさせた。オーディションに合格するまで芸能活動を行っていなかった二人。周りからは“シンデレラボーイ”として映るかもしれないが、デビューするまでの道のりも、デビューしてからの日々も平穏なものではなかった。今市は20歳の頃、『VOCAL BATTLE AUDITION』(2006年)にも参加しているが、残念ながら2次選考で落選している。三代目JSBのボーカルに選ばれる以前は日々オーディションを受け続け、その数なんと100回以上。自身がMCを務めた番組『LOVE or NOT♪ 』(FOD)で「落ちすぎて、落ち慣れしてました」と語るほど、スター街道を歩む現在の姿から想像できないほどの苦労人なのだ。一方、アパレルショップで働いていた登坂は、オーディションに合格してから生活が一変。最終ライブ選考から三代目JSBの1stシングル『Best Friend’s Girl』をリリースまでの約2カ月間、多忙なスケジュールをこなした結果、血尿が出たことを『アナザースカイ』(日本テレビ系)で明かしている。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / Best Friend’s Girl

 もちろん二人以外のメンバーにとっても、初代のHIROやMAKIDAI、二代目のKENCHI(橘ケンチ)やSHOKICHIなど、錚々たるLDHの先輩たちが歴史を作ってきた“J SOUL BROTHERS”の名を引き継ぐのは相当なプレッシャーだったに違いない。それでも絶え間無い努力の末に、2014年には「R.Y.U.S.E.I.」で第56回日本レコード大賞を受賞。ELLYが振付を担当した同曲で用いられたランニングマンは彼らのアイコンとして定着し、TikTokでバズった「Rat-tat-tat」やファンからの支持が熱い「RAINBOW」など、デビュー以降絶え間なくヒットを飛ばし続けている。結成10周年を祝う予定だったドームツアーは新型コロナウイルスの影響で中止となったが、7月7日に開催された有料配信ライブ『LIVE×ONLINE』(Abema)では、画面の向こうにいるファンと一つになり、改めて音楽の力を見せつけてくれた。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / Rat-tat-tat (Music Video)
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE feat. Yellow Claw / RAINBOW – Special Live Performance –

 そんな彼らの原点ともいえるマイナビBLITZ赤坂は「赤坂エンタテインメント・シティ構想」の実施に伴い、CDTVライブ翌日の22日に閉館。10年前に今市と登坂が立ったそのステージに今度は7人全員で足を並べる。コロナ収束の目処は立たず、生の彼らに会うことは未だ叶わないが、長い歴史を持つマイナビBLITZ赤坂のように三代目JSBはこれからもファンと共に歩み続けてくれるはずだ。だからこそ、メンバーがこの日のために厳選したプレイリストが披露される一夜限りのスペシャルライブをお見逃しなく。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico

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