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BOYSぴあSelection 第37回 吉野北人

吉野北人「本当に好きならライバルが誰でも容赦はしません」

全1回

特集

演じたのは、マイナスイオンたっぷりのド天然王子様。そして本人は、役のさらに上を行くようなほんわか癒し系。話すだけでマイナスイオンがあふれ出ています。

そんな吉野北人くんの初主演映画が、7月10日(金)公開の『私がモテてどうすんだ』。第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞した超人気コミックを、旬のイケメン勢揃いの胸キュンキャストで映画化しました。

BOYSぴあでは、吉野くんの可愛さ爆発インタビューをお届け。最後まで読んだらきっとあなたも映画のヒロインと同じようにこう呟くはず。

「尊い…!」と。

プロポーズは教会の前で男らしくキメます

── ヒロイン・芹沼花依は、BL好きの腐女子。吉野さんは、花依ちゃんのキャラクターについてどう思いました?

あんまり周りでそういうBL好きな子がいないので、映画を通してキラキラした少女漫画の世界に入れたのは、いい経験になりました。

それがたとえどんなジャンルでも、ひとつのものにのめりこめる人って、すごく魅力的。花依も最初はBL好きであることを隠しているようなところもあるんですけど、最終的にはこれが私ですって自分をさらけ出していて。そんなふうに本当の自分らしさに気づけた花依はとても素敵な女の子だなと思いました。

── 演じた六見先輩についてはどう思いましたか?

他の男の子たちと比べてもすごく落ち着いていますよね。芯があって、あんまり周りに惑わされることなく、自分らしさを貫き通している。見た目だけじゃない花依の魅力をちゃんと見抜いていたのも、きっと六見自身が普段から外見じゃない本質の部分を見ているから。そのまっすぐさや誠実さが六見の魅力だと思います。

── 役づくりのポイントを聞かせてください。

イメージは、マイナスイオンが出ている男の子。男の子4人それぞれキャラクターが違うので、僕も六見らしさ全開でいこうと思いました。喋り方に関しては、アニメの声優さんを参考にしたり。原作の漫画を見て自分が感じたイメージを動きや仕草に取り入れていきました。

── 六見はサブカル系先輩。史学部の部長でちょっと城オタクっぽいところもありますが、吉野さんのオタクなところはどんなところですか?

え~。なんだろう。(しばらく考えて)家族オタク? お母さん大好きみたいな?(照)

── ぜひその話、詳しく聞きたいです!

僕、高校2年で上京したんですけど、それまで反抗期の頃とか口をきかないこともあったのに、親元を離れた途端、すごく寂しくなっちゃって。何かあるたびに実家に帰りたいと思ってました。

離れてみてわかる親の大切さというか。そこからずっと母親が大好きで。今も母の日はサプライズでプレゼントを送ったりしますし、実家に帰ったときは母が洋服を買いに行くのに付き合ったり。つまり、お母さん大好きなんです(笑)。

── めちゃくちゃ素敵なことだと思います。では、花依のように妄想が激しいところはありますか?

仕事に対してイメージはよくします。ライブでこういうことをしたらカッコいいんじゃないかとか。お芝居でこういうふうにしてみようかなとか。

── シミュレーションは大事ですよね。恋愛面での妄想はどうですか?

します! 結婚したいなって。結婚願望は強いんで。

── おお! いくつまでに結婚したいですか?

理想は33歳か34歳ぐらいですね。

── ぜひ吉野さんの妄想プロポーズを教えてください!

サプライズが好きなんで、何かびっくりさせることがしたいですね。デートに誘うんですけど、あえて行き先は伝えず。サプライズで教会に連れて行くんです。で、そこにあらかじめスポットライトを仕込んでおいて、驚いている彼女に向けてバッて照明が当たったところで、僕から男らしく「結婚しよう」と伝えます!

── ロマンティック! 結婚式はしたい派ですか?

したいです。でもあんまり大勢は好きじゃないので、家族とか親友とか本当に大切な人たちだけを招いて、海外でささやかに挙げたいですね。

── じゃあ、妄想ついでに理想の家族像も妄想しちゃいましょう。

そうですね〜。やっぱり子どもはほしいです。子どもには、英語だったり習いごともさせてあげたいし。基本的には家でゆっくり過ごすのがいいんですけど、半年に1回くらい家族旅行とか行けたら最高ですよね。

付き合ったらひっつき虫になっちゃうかも(照)

── 映画の中では4人の素敵な男の子が登場しますが、吉野さんだったら誰と付き合いたいですか?

六見です。ずっと好きでいてくれそうだし、相手のことをちゃんと考えてくれるし、浮気しなさそうだし。六見と一緒にいると、いちばん平凡で幸せな生活が送れそうじゃないですか。

── 穏やかなのが好きなんですね。

そうですね。穏やかなのが好きです。

── では、結構六見とは似ているところもあるんじゃないですか?

あります。六見も結構オタクじゃないですか。ひとつのことしか目に入らないというか。僕も夢中になるとそれしか見えなくなるので、そういうところは一緒だなって。

── 映画の見どころは、イケメン王子たちのBLシーン。「顎クイ」をされる場面もありましたが、演じてみていかがでした?

そうですね。以前もこういうのをやっていたので、もう免疫ができていました。

── プロ化してる……!

はい。なんならよりクオリティを上げるためにも角度にこだわったりとか。対等じゃなくて、ちょっと見下ろす感じの方がいいかなとか、そういうアイデアも現場で出してみたり(笑)。

── “オスみ”が全開でしたよ。

六見は普段が穏やかなので、そういうところで男らしくガツッといけば、ギャップが出ていいかなと。

── 狙いはバッチリ成功していたと思います。ちなみに、映画の中ではひとりの女の子を4人の男子が好きになっていましたが、吉野さんが同じ状況になったらどうしますか?

僕はいきますね。本当に好きだったらライバルが誰でもそこは容赦なく。男の真剣勝負なんで(笑)。

── おお。では、他の男の人には負けない吉野さんの武器はなんですか?

それは相手の女の子がどう感じるかであって、自分から言うものじゃないと思うので。僕としては「君が好きだ」という気持ちをストレートに伝えて、そこからスタートします。

── カッコいいです。吉野さんと付き合うとこんな特典があるよというポイントはありますか?

なんだろう……。結構寂しがり屋なので、ひっつき虫ぐらいになっちゃうかもしれないです(照)。相手がトイレとか行くときも、離れるのが寂しいから、どこ行くんだろう?ってついていったり。

── 可愛い……。もしや付き合うとふたりだけのあだ名で呼び合うタイプでしょうか?

いや、そこは男らしくキメたいです!(笑)

翔吾とは正月に地元の星空を見に行きました

── ちなみに吉野さんの「私がモテてどうすんだ」と思ったエピソードってありますか?

学生時代、バスケをやっていたんですけど、よく試合中とか練習中にコートの外で女の子たちが応援団みたいな感じのことをやってくれていて。それこそ確か山口県だったと思うんですけど、県外に試合に行ったとき、そこのチームのバスケ部員の子たちが応援団みたいな感じでワイワイしていたときは、ちょっとびっくりしました(照)。

── そういうとき、吉野さんはどうリアクションするんですか?

見ないふりをします(笑)。見ないふりをして試合に集中していまいた(照)。

── では最後に、吉野さんが所属するTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの中で仲良しカップリングを教えてください。

岩谷翔吾とは同い年ということもあって仲が良くて、よく僕の家に遊びに来たり一緒にご飯に行ったりします。それこそ正月に翔吾が僕の実家に遊びに来たことがあって。

── え、お正月にですか?

僕の地元の星空がすごく綺麗で。よくメンバーにも一度見てほしいって話をしていたんですよ。そしたら翔吾が来てくれて、一緒に星を見に行きました。東京の空って真っ暗じゃないですか。でも僕の地元の星空は、山の上の方ということもあって、空が近くて、空気が澄んでいて、プラネタリウムより綺麗だと思います。手を伸ばしたら本当に届きそうで、翔吾もずっと口をぽかんって開けてました(笑)。

── ふたりで一緒にいるときはどんな感じなんですか?

プライベートだと「どこ行く~?」みたいな、本当にゆるい感じで。そのときも、のんびりソフトクリーム屋さんに行ってアイスを食べに行きました。

── 微笑ましいです(笑)。

あとは藤原樹も仲が良いです。樹と一緒にいると楽なんですよ。一応僕の方が先輩なんですけど、あんまりそういうのを気にしなくていいというか。すごくリラックスできるので、一緒にいて楽しいです。

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【作品概要】
映画『私がモテてどうすんだ』
2020年7⽉10⽇(⾦)より全国公開

《出演》吉野北⼈ 神尾楓珠 ⼭⼝乃々華(E-girls) 富⽥望⽣ 伊藤あさひ 奥野壮(男劇団⻘⼭表参道X)
上原実矩、坂⼝涼太郎、⽔島⿇理奈、ざわちん、中⼭咲⽉
優希美⻘、宮崎秋⼈、⼾⽥菜穂
《原作》ぢゅん⼦「私がモテてどうすんだ」(講談社「別冊フレンド」刊)
《監督》平沼紀久
《脚本》吉川菜美/ 福⽥晶平渡辺啓上條⼤輔平沼紀久
《主題歌》Girls² 「私がモテてどうすんだ」(Sony Music Labels Inc.)
《企画・配給》松⽵
《公式サイト》movies.shochiku.co.jp/eiga_watamote
(C)2020『私がモテてどうすんだ』製作委員会 (C)ぢゅん⼦/講談社

撮影/高橋那月、取材・文/横川良明

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