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暮れの鈴本 琴調六夜

19/12/19(木)

東京の寄席定席はみな、落語を中心に奇術、太神楽などの諸芸を交えた「色物席」だ。ところが、一番の老舗、上野鈴本演芸場は、12月下席に限って「講釈場」(講談専門の寄席)に変身する。実力派のベテラン宝井琴調がトリの高座で、『柳田格之進 堪忍袋』『夜もすがら検校』などの十八番ネタをたっぷりと読む。その他の出演者も、歯切れのよい啖呵でダイナミックな侠客伝を聴かせる宝井琴柳、この秋に真打昇進した期待の女流・宝井琴鶴ら、腕っこきの講談師が集まった。副題に「寿・十周年」とあるのは、「本当はまだ9年目の企画なんだけど、今年から3年かけて『十周年』をやれば、来年打ち切りになる心配がない」(琴調の話)ということらしい。

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