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川村壱馬、『HiGH&LOW』で新たな挑戦 森崎ウィンとの共演からTHE RAMPAGE愛までを語る

リアルサウンド

20/11/19(木) 12:00

 『HiGH&LOW』シリーズで、本作に登場した花岡楓士雄ら希望ヶ丘団地・幼なじみ6人のその後の世界を描く新作スピンオフドラマ『6 from HiGH&LOW THE WORST』が、11月19日より日本テレビにて放送となる。

 映画に引き続き、花岡楓士雄を演じた川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、中務裕太、小森隼(ともにGENERATIONS from EXILE TRIBE)、白洲迅、富田望生、矢野聖人らが出演し、『HiGH&LOW』シリーズを手掛ける久保茂昭監督がメガホンを取る。今回リアルサウンド映画部では『HiGH&LOW THE WORST』に続き主演を務める川村にインタビュー。久しぶりの花岡楓士雄役での挑戦、新キャストとなる森崎ウィンとの共演からプライベートでの仲間たちへの思いまで語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画・動画コメントあり】

「久しぶりの感じはしなかった」 

ーー今回、『HiGH&LOW THE WORST』以来の楓士雄役を演じてみていかがですか?

川村壱馬(以下、川村):難しかったです。“楓士雄”を演じる上で、「もっとこうしたほうがいい」「こういうことにトライしてみよう」といった欲が出てきたからこそ、よりハードルが上がりました。例えば、以前だったら最初は抑えめにやって徐々に本番に向けてテンションを上げていたんですが、今回はリハーサルの段階からやりすぎなくらいハイテンションで演じて、本番に至るまでにどんどん落ち着いていくという形で演じてみたんです。でもそうすると、楓士雄にしてはクールすぎるんじゃないかとか以前の方が良かったのかもしれないとか考えたり……。あと、演じていて楓士雄の気持ちと違うと思ったときがあれば、生意気なくらいに、久保監督と相談させてもらいながらやっていました。でも、そういう悩みが生まれたのも、芝居をする上でできることが増えたからなのかもしれないですね。

ーー確かに、よりお芝居という表現の幅が広がったからこその感覚なのかもしれません。今回、久保監督とのやりとりはいかがでしたか?

川村:久保監督は僕のことをすごく理解してくださっている感覚があります。久保監督には、僕らのアーティストとしてのメジャーデビューのミュージックビデオからお世話になっていて。そういったミュージックビデオの現場でも、『HiGH&LOW THE WORST』の現場でも、いつも監督のところにいって、お仕事の話からそうじゃない話までさせてもらっています。楓士雄としてだけじゃなく、川村壱馬のこともすごく理解してくださっているので、楓士雄を演じる上でも相談しやすかったです。

ーー前作『HiGH&LOW THE WORST』のインタビュー時には、ライバル校である鳳仙学園の楽屋にいたというエピソードもありました。今回の撮影ではどんな風に過ごしていましたか?

川村:幼なじみメンバーの仲が良すぎて、撮影が終わるのがつらかったですね。『HiGH&LOW THE WORST』を撮り終わってから今回までの間も、LINEグループでやり取りはずっとしていて。「別の現場で『HiGH&LOW THE WORST』のスタッフさんに会ったよ!」とか連絡が来たり(笑)。まだ当時は自粛期間には入っていなかったので、今年の初めにみんなでご飯にも行きました。そのときに忙しかった白洲迅君は来れなかったんですが……。富田望生ちゃんの誕生日のお祝いもしたりして。それ以降はコロナ禍の影響もあってなかなか会えなかったんですが、撮影が始まったときも久しぶりの感じはしなかったです。

――幼なじみメンバーの中には、もちろん事務所の先輩の中務裕太さんや小森隼さんもいるんですよね。

川村:そうです。お二人は、いつも現場を盛り上げてくださって。裕太くんが幼なじみメンバーで一番年上の矢野聖人くんにツッコミを入れたりしていて、年齢を気にしすぎず分け隔てなくみんなでフランクに話しています。本当の幼なじみみたいな感じです。撮影では、ひとりひとり順番にクランクアップしていったので、その度に寂しくなって、みんなで「また会おうね」と言い合っていました。

――ちなみにHIROさんからは、本作の出演にあたってアドバイスはありましたか?

川村:激励のお言葉とは別に、胸の前でくるくる回す運動器具をいただきました(笑)。

――以前、司役の吉野北人さんも、『THE WORST』の前に、鍛えて挑みなさいとアドバイスされたそうですが、やはり『HiGH&LOW』にトレーニングは欠かせないということなのかもしれません。

川村:僕もトレーニングして、かなり大きく見えるようになったんじゃないかなと思っています。撮影のときは、太ることも気にせずに、しっかり炭水化物もとるようにしていました。

「憧れでは、誰のことも超えられない」

――『HiGH&LOW THE WORST』では、様々な友情がテーマになっていましたが、本作のポイントは?

川村:幼なじみ同士の友情ももちろんあるんですが、今回は友情にとどまらず、人の根本的な「思い」のようなものがあると思います。坂田基晃という新たなキャラクターも登場します。基晃がどういうキャラクターなのかということも話が進むにしたがってどんどん分かっていきます。友情や愛といったいろんな感情が描かれていて、深い物語になっていると思います。

――坂田基晃を演じる森崎ウィンさんは、ハリウッド映画に出演したり、カンヌ映画祭に主演作が出品されたりと経験豊かな役者です。今回、森崎さんと共演してみていかがでしたか?

川村:本当に経験豊かな人とやらせていただくと、自分の芝居の変化も感じるんです。グッと引っ張ってもらえるような感覚があります。もちろん、幼なじみのメンバーとの共演でもそういったことを感じます。森崎さんに関しては、僕が小学生の頃から知っていた方だったので、共演するときは不思議な感覚でした。基晃には、楓士雄としてだけでなく、川村壱馬いち個人としても感情移入するところがあります。

――川村さんご自身にも、作中で描かれるような関係性を持つ人たちはいますか?

川村:大阪のときからの友人がいるんですが、彼らとの関係性は幼なじみメンバーの関係性と近いかもしれません。現場監督だったり、理学療法士をしていたり、起業をしたりと職種もバラバラです。いろんな本音を言い合える仲間ですね。

――THE RAMPAGEメンバーとの関係はいかがですか?

川村:メンバーは、司(吉野北人)やジャム男(福山康平)みたいな鬼邪高の仲間というイメージですね。戦友であり、家族というか。何を考えているかお互い分かってしまうような、以心伝心の間柄です。メンバーとは、仕事でピリついたりするのは嫌ですね。常に一緒にいて楽しい間柄でいたいです。鬼邪高のメンバーは喧嘩が共通言語としてありますが、僕らTHE RAMPAGEはアーティストだから、歌やダンスやお芝居が共通言語。鬼邪高の人たちと同じように、強固な絆があるグループになっています。

――前作では、山田裕貴さん演じる村山良樹、前田公輝さん演じる轟洋介ら先輩でありライバルの存在も作中では描かれていました。川村さんご自身は先輩の背中をどのように見てきたのでしょう?

川村:ライバルというより、リスペクトの気持ちが強いですね。ただ、「憧れ」ということではなくて。憧れでは、誰のことも超えられないですから。周囲の尊敬できる人たちを見ていると、「この人になりたい」というより、「こんな素敵な人になりたい」と思うんです。TAKAHIROさんや臣さん(登坂広臣)たち先輩方に対しては、そういう気持ちがあります。先ほど話した幼なじみたちにもリスペクトがあるからこそ、アドバイスしあったり、肯定しあったりできる。先輩や後輩にかかわらず、誰に対してもリスペクトし合える関係を築いていきたいです。

※高橋ヒロシの「高」は「はしごだか」が正式表記

『6 from HiGH&LOW THE WORST』主演・川村壱馬からメッセージが到着!

■放送情報
『6 from HiGH&LOW THE WORST』(全6話)
日本テレビにて、11月19日(木)スタート 毎週木曜24:59〜25:29放送
※関東ローカル ※放送時間は変更になる場合あり
企画プロデュース:EXILE HIRO
監督 : 久保茂昭、平沼紀久、上條大輔
アクション監督 : 大内貴仁
出演:川村壱馬、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、吉野北人、福山康平
、龍、鈴木昂秀、見上愛、藤田朋子、美保純、森崎ウィン
プロデューサー :植野浩之
脚本:高橋ヒロシ/平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓、上條大輔
企画制作:HI-AX
制作プロダクション:サルベージ
(c)HI-AX (c)高橋ヒロシ(秋田書店)

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