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成田凌がTAMA映画賞で新進男優賞を獲得、今泉力哉が“マモルっぽい”行動明かす

ナタリー

19/11/17(日) 20:13

成田凌

第11回TAMA映画賞の授賞式が本日11月17日に東京・中央大学多摩キャンパスのクレセントホールで行われ、最優秀新進男優賞を獲得した成田凌、清水尋也が登壇した。

「愛がなんだ」「チワワちゃん」「さよならくちびる」「人間失格 太宰治と3人の女たち」「翔んで埼玉」に出演したほか、主演作「カツベン!」の封切りを12月13日に控える成田。「たくさんの人に支えられて、この重いトロフィーをいただけました。まだまだたくさんがんばらなければいけないことがありますが、映画界に欠かせない人間になれるようにこれからも精進していきたいと思います」と決意を語る。「愛がなんだ」でのマモル役について成田は「なかなかイライラさせてしまう役ではあるんですが、岸井ゆきのさんと一緒に一瞬も間違えられないという緊張感をもって丁寧に取り組みました」と延べた。

ここで、「愛がなんだ」の監督を務めた今泉力哉がサプライズ登壇し、成田と、最優秀新進女優賞を獲得した岸井を祝福する。成田が、撮影中の岸井をいたわって入浴剤などを差し入れていたことを語ると、今泉は「成田くんの個人的な情報を入れちゃうと、マモルじゃなくなっちゃうから岸井さんがなるべく距離を取っていたのに、(成田が)そのことに気付いていなかったんです(笑)。その時点でマモルっぽいですよね。普通『なんか冷たくされているな』って気付くと思うんですけど、気付かずにチョコレートをあげたりしていたらしいので、(テルコとマモルは)この2人だなと思いました」とコメント。成田は「褒められているのか、けなされているのか……」と苦笑していた。

清水は「6月に20歳になり、今年は重要な1年になると勝手に思っていました。そんなタイミングで、賞という目に見える形で自分の芝居を評価していただけたことを本当にうれしく思います。僕にとっては人生で初めての映画賞なので、このTAMA映画賞で素敵な初受賞をいただけたことが光栄です」と頭を下げる。

清水の出演作「ホットギミック ガールミーツボーイ」の監督を務め、今回最優秀新進監督賞を受賞した山戸結希は、本作で感じた清水の印象を「天才」と述べ、「この地球上で清水さんしかできない役を演じていただきました。才能の大きなかたまりだと思いますので、ゴリゴリ進んでいってほしいです」と激励する。清水は「こんな大勢の前で天才と言われて、変な汗をかいてます」と恐縮した様子だった。

映画ナタリーでは、同授賞式の様子を引き続きレポートする。第29回映画祭TAMA CINEMA FORUMは、11月23日から12月1日まで多摩市内の各所で開催。

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