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ハナコ菊田が連覇「ブチ切れデトックス2」国崎は逃走、R-指定は手紙ネタかぶりで憤り

ナタリー

21/2/26(金) 18:45

エンディングで撮影された集合写真。

昨日2月25日に「行くぜ武道館!トンツカタン森本のブチ切れデトックス2 in EXシアター」が東京・EX THEATER ROPPONGIで開催され、ハナコ菊田が2連覇を果たした。

「トンツカタン森本のブチ切れデトックス」は「怒りを露わにすることでデトックス効果が期待できる」といった仮説にもとづき、森本の健康のために出演者たちが森本をキレさせるライブで、その第2弾となる今回は「熾烈な予選を勝ち抜いた」というランジャタイ国崎、三四郎、相方のトンツカタン櫻田とトンツカタンお抹茶、岡田康太、Aマッソ、フワちゃん、R-指定(Creepy Nuts)、そしてハナコ菊田が出場。一番森本をキレさせることができるのは誰なのか、優勝を争った。司会は森本と仲のよい鳥山大介が野村真季(テレビ朝日アナウンサー)と共に務め、ライブの様子はCSテレ朝チャンネル1の生放送、スカパー!オンデマンドの生配信でお茶の間にもリアルタイムで届けられている。

オープニングには出場者と森本がステージ上にズラリと並び、一番端に追いやられた森本は「メインの立ち位置じゃねえだろ!」とさっそくツッコミ。その様子を見た鳥山が「今日は調子がよさそうですね」とにこやかにコメントすると、「テレビ朝日5年目、みたいな顔するなよ?」という例えツッコミも飛び出した。この時点で菊田の姿はなく、野村アナの「ただいまスケジュール調整中です」というアナウンスに森本は「今もなお!?」と驚き。結局菊田は会場に現れず、「ラーメンロケとこのライブを天秤にかけて、ラーメンロケを取ります」というメッセージだけ寄せてしっかりと森本の怒りを買い、見事優勝者に選ばれた。

トップバッターとして序盤から森本に大声を出させたのは国崎。出囃子や音の数、タイミングになかなか納得がいかず、何度も登場をやり直す。そのたびに選択ジャンルを「スーパーエンターテイメント」「ビッグバンコメディアン」「ジャスティスキッズ」「キッズジャスティス」と変更するが、森本は「何? ジャンルって」とジャンルを発表するシステムも、ジャンルの内容も理解できない。最終的に国崎の決めたジャンルは「おならで空飛ぶナンチャン」。ようやく森本とのやり取りをスタートさせたかと思えば、ステージに運び込んだいくつもの森本のパネルを使って森本本人を弄ぶ。森本の顔はめパネルや、くしゃみと連動して「オフの日の高橋英樹」の写真がスクリーンに映し出される仕掛けも披露したところでタイムオーバー。国崎は森本のパネルを障害物としてうまく利用しながらさすまたを持った男たちから本気で逃走し、強制退場を拒んでみせた。

続く三四郎は相田が国崎のパフォーマンスを途中まで完全再現。衣装を紛失してパンツ一丁になり、ステージに出たくないとだだをこねる小宮と、「楽屋にあったから」と小宮の衣装を着用したR-指定も森本からさまざまなツッコミを引き出していく。この日のために髪をおめでたい金色に染め上げてきた櫻田は、美容院での奇妙なやり取りを録音した音声を流しつつ、自身の金髪の切れ端を使った図工作品を森本にプレゼント。一方、お抹茶はオリジナルのデトックス体操をバックダンサーと共に繰り広げた。

岡田は即興漫才を森本にリクエストし、用意してきたボケ満載の「母親への手紙」を読み上げる。手紙の分量が多いためテンポよく行きたい岡田が、1つのボケに対して2つも3つもツッコミを入れてくる森本に思わず笑ってしまう一幕も。即興の掛け合いで大汗をかいた森本は、Aマッソのブロックでも「2020年の森本 VS 2021年の森本」というカロリーの高そうな企画に挑戦。昨年の自分を超える大喜利回答を出す、という趣旨だったが、ツッコミを入れるたびに客席から拍手やスタンディングオベーションが巻き起こる現象に困惑。本題の大喜利も、過去のとんでもない発言が切り取られていたり、突如始まるダンスタイムに回答を遮られたりして活力を削がれ、Aマッソの思惑通りにフラストレーションを溜めていった。

唯一「森本を怒らせたくない」と優しい言葉をかける親友のフワちゃんも、芸能界の大御所や地元のギャルから次々とかかってくる電話を優先させ、森本のイライラは募るばかり。ラストのR-指定は忙しい合間を縫って森本への手紙を用意してきたものの、出番直前になって岡田やメッセージのみの出演となった菊田とまさかの手紙ネタかぶりが発覚。森本をブチ切れさせる以前に自身が憤ってしまったようだったが、そんな事情は感じさせずに森本のイメージをお題とする即興ラップを繰り広げ、会場を大いに盛り上げた。

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