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「宇宙戦艦ヤマト2205」前章公開に喜び、山寺宏一「僕も観客席で観たい」

ナタリー

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」上映記念舞台挨拶にて、左から中村繪里子、畠中祐、井上喜久子、山寺宏一、安田賢司、福井晴敏、西崎彰司。

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」の上映記念舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーで10月9日に行われ、アベルト・デスラー役の山寺宏一、スターシャ役の井上喜久子、土門竜介役の畠中祐、監督の安田賢司、シリーズ構成・脚本担当の福井晴敏、製作総指揮・著作総監修を務めた西崎彰司、MCとして桐生美影役の中村繪里子が登壇した。

1979年に放送された「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」をモチーフに、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」に続く物語を全2章で描く本作。古代進役で小野大輔、森雪役で桑島法子、真田志郎役で大塚芳忠も出演している。

10月8日に前章が封切られ、山寺は「『ヤマト』は第1作放送当時の中学生のときから観ています。これまで応援している同世代の皆さんと一緒に、僕も観客席で観たいくらいです」と喜びのコメント。福井は「コロナ禍の前から脚本は完成していましたが、不気味なほどに今とリンクしていると思います。今の時代の不安が、土門を通じて体現できたと思います」と振り返り、安田は「新しい要素を加えながらも、原作の演出を意識して制作しました。原作からのファンは思い出とともに楽しんでほしいです。特に『ヤマト』の音楽は存在感があり、主役の1つと捉え大事にしました」と思いを明かした。

続いて自身の演じたキャラクターについて聞かれ、山寺は「デスラーは感情を表に出さないキャラクター。本作ではガミラスが大変なことになりますが、彼が胸の内に押さえ込んでいる思いを意識して演じました」、井上は「苦しみを背負いながら孤独に戦うスターシャの姿に、自分も『がんばれ』と思いながら演じました」と収録を回想。畠中が「まっすぐで不器用な性格の演じ方が難しかったです。土門の抱えている思いを知っていただき、彼の素直な魅力が受け入れてもらえたらうれしい」と答えると、山寺は「祐とぴったりだった」と印象を述べる。

また西崎は「シリーズの中でも特に好きな作品の1つになった。安田監督による本作の映像表現は『ヤマト』において初めての経験で、新鮮でした」と賛辞を贈り、安田は「大きなタイトルを預かるにあたり、大事にされている世界観を受け継ぎ、楽しんでもらうことを意識して作りました。大きなスクリーンと音響で楽しんでください」と呼びかけて舞台挨拶を締めた。

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」は全国36館で上映中。「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-」は2022年2月4日より期間限定上映される。

※西崎彰司の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

(c)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会

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