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フィリップ・ガレル「救いの接吻」日本初公開、「ギターはもう聞こえない」も上映

ナタリー

19/3/6(水) 8:00

「救いの接吻」

フィリップ・ガレルの監督作「救いの接吻」「ギターはもう聞こえない」の2本が、4月27日より東京・東京都写真美術館ホールほか全国で順次公開される。

日本初公開となる「救いの接吻」は、1989年のヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門に出品された作品。新作の準備を進めていた映画監督のマチューが、主役を別の女優に決めたことで、妻で女優のジャンヌから激しい糾弾を受けるさまが描かれる。ガレル本人が当時のパートナーであるブリジット・シィとともに出演し、私生活と創作を巡る問いを提示した。実父であるモーリス・ガレル、息子のルイ・ガレルも出演。詩人で小説家のマルク・ショロデンコが初めてガレルとタッグを組み、セリフを手がけている。

「ギターはもう聞こえない」は、出会いと別れを繰り返す男女の関係を軸に、最終的に別離を選び、新しい家庭を持った男のもとに女の訃報が届くという物語。ガレルが歌手や女優として活躍した最初の妻ニコの急逝を受けて制作した私的なラブストーリーで、かつて愛した人の記憶と死の衝撃が映し出されていく。1991年のヴェネツィア国際映画祭では銀獅子賞を獲得した。ブノワ・レジャン、ヨハンナ・テア・ステーゲらがキャストに名を連ねている。

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