これだ！　音楽ドキュメント映画の極めつけ登場！　伝説の60年代のモータウンが、当時のデトロイト現地に行ったように眼前に蘇る、迫真のドキュメント。 創立者ベリー・ゴーディと、盟友スモーキー・ロビンソンの温かすぎるコメントと現在の姿が案内する、伝説の映像群がとにかくまぶしい。巷を激震させている黒人のアメリカにおけるステイタス。それを引き上げたのは間違いなくモータウンだ。その胸が躍るようなヒット連発の状況が見知らぬ映像と共に現れる。60年代という激動の時代が画面から飛び出すようだ。 ダイアナ・ロスの初々しい姿とベリー・ゴーディと結ばれるまでとか、天才児スティーヴィー・ワンダーの登場話題群もド級。 黒人音楽ファンには「永遠のモータウン」という映画で、専属ミュージシャンにディスられたモータウン。だが、その映画ともなぜか矛盾せずに共存できる作品。大問題となった、カリフォルニア引っ越しの話題になった瞬間のスモーキー・ロビンソンの暗い表情は見逃せない。 正直な大人物たちの友情をベースに、感動を引き起こされずにいられない、必見の作品です。