「絵の中のぼくの村」や「わたしのグランパ」で知られる東陽一の特集上映が2月15日から21日にかけて東京・ポレポレ東中野で行われる。

1970年から1980年代に手がけた作品を集めた本企画のラインナップには、東の初劇映画作品であり第12回日本映画監督協会新人賞に輝いた「やさしいにっぽん人」、民話の妖怪“サトリ”が登場する「日本妖怪伝 サトリ」が並ぶ。さらに自由奔放に生きる劇団研究生のヒロインと彼女に翻弄される男たちの姿を描く「マノン」、田中裕子演じるレイプ被害者が加害者を告訴するさまを切り取る「ザ・レイプ」もスクリーンに。

「マノン」はデジタルリマスター版、「ザ・レイプ」は35mmフィルムでの上映となる。特集上映初日の2月15日には、「ザ・レイプ」上映後に東が登壇するトークショーも開催。

なお小玉憲一がメガホンを取り、東に迫ったドキュメンタリー映画「現在地はいづくなりや 映画監督東陽一」は2月22日よりポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。予告編はYouTubeで公開中だ。

東陽一 特集上映

2020年2月15日（土）～21日（金）東京都 ポレポレ東中野
開映 連日10:00～
＜上映作品＞
「やさしいにっぽん人」
「日本妖怪伝 サトリ」
「マノン（デジタルリマスター版）」
「ザ・レイプ」

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