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劇団ひとり、映画「ジョーカー」は誰かと共有したくなる

ナタリー

19/10/1(火) 15:47

映画「ジョーカー」の公開直前イベントに登壇した(左から)杉山すぴ豊、劇団ひとり、新川優愛。

映画「ジョーカー」の公開直前イベントが昨日9月30日に都内にて行われ、劇団ひとり、新川優愛、アメコミ映画ライターの杉山すぴ豊がゲストとして登壇した。

10月4日(金)に日米同日公開される「ジョーカー」は、心優しい孤独な男が“悪のカリスマ”に変貌していくさまが描かれるサスペンス・エンタテインメント。「ジョーカー」の熱烈なファンとしても知られるひとりは、この会場で作品を鑑賞したばかりの観客を前に「めちゃめちゃ面白かった。生々しくて、途中『実話をもとにしているのでは? ジョーカーってどこかにいるんじゃないか?』ってのめり込んでしまいました。あまりにも面白かったから事前に観たのに今日、皆さんともう1回見せてもらいました。おそらくもう1回観ると思います。細かいことに気づくんですよ」と熱弁した。

監督のトッド・フィリップス、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスのインタビュー映像が会場で上映され、ひとりや会場のファンも食い入るように映像に注目する。その映像の中で監督が「ホアキンが演技を始めたので、どう撮ろうかと考えたんだ。そして最も美しいと思うアングルに決めた」といった撮影時の思いを述べると、ひとりは「ハリウッドだから細かくカット割りを決めているんだろうなと思っていたけど、現場に入ってからお芝居を観て、現場でここから撮ろうと決めていたなんて意外でした」とクリエイターとしての視点で驚きを語った。

アカデミー賞の受賞などにも期待が高まる「ジョーカー」について、ひとりや新川が一足先にオリジナルの賞の命名を依頼されるコーナーも。ひとりは「この映画を面白いっていうとわかってるなって思われると思います。ポスターを部屋に貼りたいし、何より誰かと共有したくなる」と話して「この映画を面白いと言うとコイツわかってるなって思われるで賞」を提案する。また「ジョーカーのメイクがあまりに生々しくて、気になってしまいました」と言う新川が「ジョーカーのメイク時間は、何時間で賞か?」と質問のような回答をして、ひとりがツッコむ一幕もあった。

(c)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(c)DC Comics

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