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ディズニー「ダンボ」又吉直樹が学生時代のティム・バートン風エピソード語る

ナタリー

19/2/28(木) 13:02

左から池田美優、又吉直樹。

ディズニー実写映画「ダンボ」の公開記念スペシャルトークイベントが、本日2月28日に東京・秋葉原UDXシアターにて行われ、ピースの又吉直樹、池田美優が出席した。

ティム・バートンが監督を務めた本作は、1941年製作の同名アニメをもとに、大きすぎる耳のせいで笑い者にされるサーカス団の象ダンボの姿を描いたもの。ダンボとの出会いによって、周囲の人々が夢と希望を取り戻していく。

黒い山高帽子に赤いジャケット、ストライプの蝶ネクタイとズボンというコーディネートで現れた又吉は、「ティム・バートン作品をイメージして来ました」と挨拶。バートンの作品を愛してやまない彼は、「最初に『シザーハンズ』を観て主人公のエドワードに感情移入した。ずっと観ていたいビジュアルや物語の構造も好きですね」とその魅力を話す。そして、「主人公が明るくて強いというわけではないので、感情移入しやすい」と続ける。

バートン作品の中で好きなキャラクターを聞かれた又吉は「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカを挙げ、「そんなん言うたらアカンて!ということを言うので不安になるんですけど、かわいげと才能があって惹かれるんです」と回答。続けて、バートン作品の個性的なキャラクターについて「ご本人の体験がないと描けないんじゃないかと思うんです。ティム・バートンの頭の中をのぞきたいですよね」と述べ、「自分は、『妖怪っぽい』と言われた子供のときの体験をもとにコントにしていくんです。(相方の)綾部祐二に河童と天狗のネタを禁止されてたこともある」と明かし、会場の笑いを誘う。

次に、司会者から「ダンボ」への期待を聞かれた又吉は「周りにうまくなじめなかったり、変わり者として扱われる人が自分をどう肯定して生きていくのか。そして、周りに理解者が出てきたり。バートンの作風と合うと思うので、そこが一番楽しみですね」とコメント。さらに「学生のとき、文化祭でダンボの巨大なちぎり絵を作ることになったんですけど、みんなあまり参加せずに、先生も怒っちゃって。放課後にほぼ1人で完成させたんです。ティム・バートンの作品ぽいでしょ」とエピソードを披露した。

ダンボをイメージしたコーディネートで登場した池田は、「ダンボがかわいいんですけど、ほかにどんな個性的なキャラクターが出てくるのか気になります」と作品への期待を述べ、「バートン監督に会う機会があれば、アイデアがどこから浮かんでくるのか聞いてみたいです」と話した。

コリン・ファレル、エヴァ・グリーン、マイケル・キートン、ダニー・デヴィートらが出演する「ダンボ」は、3月29日より全国でロードショー。

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