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藤ヶ谷太輔「カンパニーみんなで愛をもって良い作品を」 主演ミュージカル『ドン・ジュアン』今秋上演決定

ぴあ

ミュージカル『ドン・ジュアン』

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ミュージカル『ドン・ジュアン』が10月7日(木)から17日(日)に梅田芸術劇場 メインホールにて、さらに10月21日(木)から11月6日(土)にTBS赤坂ACTシアターにて、上演されることが決定した。

本作は藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が初めてミュージカルに挑み、主演を務めたミュージカルである。2019年8月~10月にTBS赤坂ACTシアター他にて上演、タイトルロールである稀代のプレイボーイを大胆に、かつ繊細に表現し高評価のうち幕を下ろした。今秋、待望の再演が決定した。

本作はモリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイの作曲の情熱溢れる名曲でミュージカル化したもの。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年には宝塚歌劇で日本初上演された際も話題を呼んだ。

物語の舞台はスペインのアンダルシア。毎夜、欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くす色男・ドン・ジュアン。そんな稀代の色男がいつしか、「真実の愛」によって変貌していく。

貴族の生まれでありながら、快楽を求め続けて悪徳の限りを尽くしていた主人公ドン・ジュアンが、真実の愛によっていかに変貌していったのか、その変わりゆく様を軸に描く。前回は官能的な世界観を見事に体現してみせた藤ヶ谷だが、この再演では作品の中で人物の変化を、愛に溺れてゆく様をみせていくという。

ヒロインのマリアは元宝塚歌劇団トップ娘役で、2021年4月に歌劇団を退団後、本作が初の舞台出演となる真彩希帆が務める。凛とした佇まいと抜きん出た歌唱力で華と実力を兼ね備えた真彩。フラメンコをベースにした情熱の楽曲を流麗に歌い上げてくれるだろう。

潤色・演出は生田大和が続投。前回は初めての外部作品の演出として、ダイナミックな演出と人物の機微を細やかに描き出す気鋭の演出家である。新たな切り口で彩られる情熱の物語に期待したい。

ドン・ジュアン役:藤ヶ谷太輔・コメント
2年ぶりの再演が決まって、ものすごく嬉しかったです。前回は、演出の生田さんからいただいた「無謀かもしれないけれど、僕と冒険に出てみませんか」という言葉に惹かれて、お答えしたところから始まりました。

僕はこの『ドン・ジュアン』が初めてのミュージカルだったので、最初は楽譜もほとんど読めず、歌稽古では楽譜の読み方から始まりましたし、フラメンコもフェンシングも初めての経験でした。今思うとよくキャスティングしてくださったな、と思うのですが(笑)。ミュージカルで、自分の心がこんなにも動くとは思ってもみませんでした。自然に涙が出てきたり、怒ったり……20数曲、ライブよりも多いような曲数に苦戦もしましたが、その苦しみがドン・ジュアンの苦しみにも通じるところがあったのかも、とも思います。

僕はこの『ドン・ジュアン』で、生田さんはじめ、スタッフの皆さんやカンパニーの皆さんからミュージカルの楽しさや難しさというものを教えていただきました。今またこの作品に再会して、また新たな冒険に出られるのかと思うとワクワクします。カンパニーみんなで愛をもって良い作品を創って届けたいと思っています。是非楽しみにしていてください。

マリア役:真彩希帆・コメント
『ドン・ジュアン』は観客として拝見していて、まさか演者として関わらせていただけるとは思ってもいなかったので、お話をいただいてびっくりしましたが、とても嬉しく光栄です。マリアは彫刻家という仕事に対して誇りを持ち、猪突猛進なところがあると感じますが、私も芸事に対してそういう部分があるので、お稽古で私とマリアの繋がるところを見つけていくのも楽しみです。マリアとして息づくことができればいいなと思っています。

宝塚を卒業して初めての舞台になりますが、新たな世界に出ても、皆さんと話し合ってひとつの作品を創っていく、というワクワク感が一番の楽しみだということは、これまでと変わりません。藤ヶ谷さんとは初めてご一緒させていただきますが、直接お会いして物事に真摯に向き合われる方だと感じました。役としてどんなお話ができるか、そして男性とのデュエットも初めてなので、それもすごく楽しみにしています。年齢や性別も関係なしに魂でぶつかり合えるのがミュージカルだと思っています。お客様に楽しんでいただけるよう、ひとつひとつ丁寧に、創っていきたいと思っています。

潤色 / 演出:生田大和・コメント
あの男が帰ってくる。藤ヶ谷太輔の演じるドン・ジュアンともう一度巡り会える。その報せがどれだけの喜びだった事か!2年の時を経て、再び相見えるドン・ジュアン、そして彼を取り巻くセビリアの人々。新たなキャストたちと共に、更なる進化を求めて稽古に取り組む日を、今からとても心待ちにしております。

何かが、変わり始めている——スペイン・セビリア。赤い大地の上に立ち、そして生きている人々の、愛と呪いの狭間で繰り広げられる情熱の物語が、皆様の心にいつまでも残る舞台となるようキャストの皆様、そしてスタッフ一同と共に歩んでまいります。どうぞご期待ください。

■公演情報
ミュージカル『ドン・ジュアン』

作詞・作曲:フェリックス・グレイ
潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)

出演:
藤ヶ谷太輔、真彩希帆、鶴見辰吾ほか

<大阪公演>
10月7日(木)~17日(日)
会場:梅田芸術劇場 メインホール

<東京公演>
10月21日(木)~11月6日(土)
会場:TBS赤坂ACTシアター

料金:S席13,500円 / A席9,500円
(税込・未就学児入場不可・営利目的の転売禁止)

チケット一般発売:9月11日(土)

<プレイガイド>
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/don-juan2021/
イープラス:https://eplus.jp/don-juan2021/
ローソンチケット:https://l-tike.com/play/don-juan2021

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