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「人形の家」の15年後描く意欲作、栗山民也×永作博美で日本初演

ナタリー

19/2/14(木) 18:34

左から山崎一、永作博美、梅沢昌代。

PARCOプロデュース「人形の家 Part2」が、8月9日から9月1日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

アメリカの劇作家ルーカス・ナスが2017年に発表した「人形の家 Part2」は、同年のトニー賞で8部門にノミネートされた話題作。ヘンリック・イプセンの「人形の家」を下敷きに、ノラが家を飛び出した15年後を描く意欲作が、このたび栗山民也の演出により日本初演される。その栗山がノラ役に指名したのは永作博美。このほか山崎一、那須凜、梅沢昌代の3人がキャスティングされた。

上演決定に際し、栗山は「今言えることだけは、はっきりと申し上げておきましょう。一日でも早く稽古に入りたいほど面白く、一度読んで大変魅せられた芝居です。嘘ではありません」とコメントした。チケットは5月25日10:00に販売開始予定。なお9月には地方公演も予定されている。

栗山民也コメント

とんでもないことを考えたものです。だって、あの「人形の家」の幕が降りてからの、その15年後のお話なのですから。
昔、井上ひさしさんと雑談していた時、「とっても面白い芝居を思いついたよ」とすごく興奮気味に、「菊池寛の『父帰る』のその後で、『父帰りっぱなし』という題で……」と熱く語っていましたが、戯曲は残念ながらボツになったようです。
この作品は、ノラが閉めた家の扉が、再びノラによって開かれるところから始まります。それからの物語の展開は、今はまだ内緒ですが、果たして「ノラ帰りっぱなし」になるのでしょうか。
だけど、今言えることだけは、はっきりと申し上げておきましょう。一日でも早く稽古に入りたいほど面白く、一度読んで大変魅せられた芝居です。嘘ではありません。

PARCOプロデュース 2019「人形の家 Part2」

2019年8月9日(金)~9月1日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

9月に地方公演あり。

作:ルーカス・ナス
翻訳:常田景子
演出:栗山民也
出演:永作博美、山崎一、那須凜、梅沢昌代

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