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AKB48指原、島崎、KARAもダウン……アイドルが体調を崩すまで頑張り続ける背景とは

リアルサウンド

13/10/26(土) 18:34

 今月に入り、アイドルが体調不良でイベントなどを中止したニュースが増えている。KARAメンバーのハラは10月23日、大阪城ホールで開催された「KARA 2nd JAPAN TOUR 2013『KARASIA』」の公演中、過労による貧血で急に倒れた。AKB48の指原莉乃は10月20日、体調不良を訴え、握手会を中止した。同じくAKB48の島崎遥香も19日、体調不良で握手会を中止している。

 アイドルやタレントが過酷なスケジュールをこなしているのは周知の事実だが、いったいなぜ倒れるまで働き続けてしまうのか。アイドルグループの運営に詳しい、芸能事務所関係者に話を聞いた。

「人気アイドルの握手会だと8時~20時、あるいは9時から21時まで立ちっぱなしで握手会をやり、休憩中も写真撮影が入ったりするので、実質的には30分も休めていない状態。AKB48クラスならドクターなどもメンバーのケアをしていますが、人気者ゆえのハードスケジュールであることは事実ですね」

 ライブを中心に活躍するアイドルグループでは、さらに厳しいスケジュールをこなすケースもあるという。

「アイドルのライブは機材のセッティングが少なくて済むので、やろうと思えば、飛び込みで1日に5現場を回ったりすることもできる。その間に物販なども行うため、一日ノンストップで動いているケースも見受けられます。また、それほど売れていないアイドルグループだと、ちゃんとしたレッスンを受けておらず、無理な歌い方や踊り方をして怪我をするケースも多いです。メンバーが疲労骨折したというような話も、稀ですが耳に入ります」

 アイドルの所属事務所などの運営側が、メンバーのケアを徹底することはできないのだろうか。

「アイドルたちも目の前にお客さんがいれば頑張ってしまうでしょうし、休めば迷惑がかかるということがわかっているから、本人たちの口からは簡単に『休みたい』とは言えないのでしょう。それは運営が察知すべきかもしれませんが、どこもスタッフひとりにつき何十人ものアイドルを抱えているのが実情なので、それも難しい。解決方法としては『休みやすい空気を作る』ということくらいで、実際にそうした呼びかけを行っている運営も出てきています」

 華やかなイメージの陰で、熾烈な競争が行われている現在のアイドル界。過度な“ガンバリズム”を避け、くれぐれも健康体で活躍してもらいたいものだ。
(文=松下博夫)

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