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“日プ”=『PRODUCE 101 JAPAN』、ポジションバトルが完結 各部門で衝撃の結果に

リアルサウンド

19/10/24(木) 7:00

 練習生たち一人ひとりのスキルやキャラクターが少しずつ浮き彫りになってきた、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!)。10月17日には、第4回が配信された。今回は、ボーカル・ラップ・ダンスの3部門に分かれ、国民プロデューサーの前でパフォーマンスを披露する「ポジションバトル」の後半戦である。

(関連:日本版“プデュ”=『PRODUCE 101 JAPAN』第3回、再評価の結果は? ポジションバトルも熱戦に

 まずはボーカル部門。米津玄師「Lemon」でバトルをするのは與那城奨、結城樹がそれぞれリーダー、センターを務める1組。順調に見えた彼らだが、歌詞の意味を分かっていないとダメ出しをもらってしまい、1から歌詞の意味を紐解き始める。そして2組は、渡辺龍星がリーダー、菅野雅浩がセンター。しかし、もともとダンスで勝負がしたかった渡辺はダンスチームの部屋に行ってしまい、練習に集中できずにいた。それはボイストレーナーの菅井秀憲にも一瞬で見抜かれたが、菅井は「逆に良かったと思うんですけど。一生Aクラスにいて歌が上手い人より、メチャクチャになっても何かに挑戦している人のほうが全然熱量を感じる。そうじゃない人たちが11人選ばれても売れないよ」とアドバイス。その言葉により、2組も練習に熱が入っていく。

 ボーカル部門2チーム目は、Superfly「タマシイレボリューション」。この曲は、曲決めの際に最後までくじ引きで選ばれなかった12人が自動的に割り振られた難易度の高い曲だ。宮里龍斗志がリーダー、鈴木玄がセンターを務める1組は、宮里とアルジャマ勇心が喉を痛めて早々に練習ができなくなってしまう。松倉悠がリーダーとセンターを務める2組では、ボーカル経験者が1人もいないチームの中、兼任する松倉の負担を減らすためリーダーを瀧澤翼へ変更。徐々にまとまりを見せ始める。

 ボーカル部門3チーム目は、back number「HAPPY BIRTHDAY」。石井祐輝がリーダー、床波志音がセンターを務める1組、西山和貴がリーダー、岩崎琉斗がセンターを務める2組の対決だ。1組は床波が体調不良でダウンし、さらに木原汰一は高音が出ないことで苦戦。2組も聴き手の心を掴むポイントとなる歌い出しのパートを岩崎から安慶田真樹へ変更するなど、2チームとも紆余曲折を経ての対決となった。

 一方ダンス部門は、Hey! Say! JUMP「OVER THE TOP」で2チームがバトル。1組は大川澪哉がリーダー、チョン・ヨンフンがセンターを務める。過去のHALOでのリーダー経験を活かし、ヨンフンがチームを引っ張っりながら練習を進め、ダンストレーナーのA-NONからもお墨付きをもらうほどの完成度を見せる。一方、振付経験がある本田康祐がリーダー、白岩瑠姫がセンターを務める2組はダンス未経験者が多く、不安を抱えたまま基礎から練習に取り組んでいた。しかし、思うように進まない練習に本田は苛立ちを隠せない。それでも白岩の協力もあり、徐々に完成度を高めていく。

 ダンス部門2チーム目は、「ツカメ~It’s Coming~」でセンターを務めた川尻蓮率いるドリームチームが登場。課題曲はSEVENTEEN「HIGHLIGHT」だ。1組はリーダー、センターともに川尻が務める。川尻は広い視野を持ちつつチームを引っ張っていくが、求められるものが高く、思うように踊れずにいた。そんな中、Hey! Say! JUMP「OVER THE TOP」2組リーダーの本田から「自信を持って踊ったほうが良い。焦りを持ってない」とアドバイスをもらう。2組は駒尺雄樹がリーダー、佐野文哉がセンター。トレーナーにも「表現力が足りない」と指摘され、思うようにできずに苦しさを抱えていた。そんな現状を打破すし、自分たちの良さを出すためにオリジナルの振り付けでバトルに挑む。

 さらに、唯一オリジナル曲を披露するラップ部門も登場。岡野海斗がリーダー、中川勝就がセンターを務める1組は、自分のことを盛り込んだリリックを作っていく。順調に曲を作り上げるが途中でセンター争奪戦が勃発し、上原潤がセンターの座を奪還した。鈴木雅がリーダー、山本健太がセンターとなった2組もリリックの作成から始めるが、思うように曲が作り上げられずにいた。それぞれ、どんな曲ができあがったかにも注目だ。

 先週、今週併せて全てのバトルが終わり、各部門の総合順位も発表。結果はボーカル部門1位は男澤直樹、ラップ部門1位は三井暸、ダンス部門1位は本田。この結果も含め、今回は衝撃の結果が多かったように感じる。Hey! Say! JUMP「OVER THE TOP」では苦戦していた2組が勝ち、back number「HAPPY BIRTHDAY」では多くのボーカル経験者たちを抑えて安慶田が2位、SEVENTEEN「HIGHLIGHT」では個人1位が川尻ではなく福地正に。これまでの流れを見て、視聴者はもちろん練習生たちの間にも“この練習生(たち)の方がレベルが上”という固定観念が生まれてしまっていたのではないだろうか。それが大きく覆ったのが今回の配信だ。まだまだ順位はどう動くか分からない。次回は残念ながら初の脱落者が決まる中間順位発表。見逃せない内容になりそうだ。(高橋梓)

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