猫の視点で炙り出す人間模様、唐組「さすらいのジェニー」下北沢の空き地で紅テント上演
20/9/9(水) 9:24
唐組 第65回公演「さすらいのジェニー」チラシ
唐組の第65回公演「さすらいのジェニー」が10月17日から22日まで、東京の下北沢・下北線路街 空き地で行われる。
本作は、今年4月から6月にかけて大阪・東京・長野・宮城で公演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。このたび、東京での上演が決定。
「さすらいのジェニー」は猫の視点から紡ぎ出される人間関係を描いた、唐十郎の戯曲。唐は本作で、日本では使用禁止となった人工甘味料・チクロをを用い、食品の偽装問題や不正行為に切り込む。劇中では孤独な少年・ピタ郎と、緑の粉で汚い水を甘い水に変えてしまうジェニーの物語が展開する。
演出を久保井研と唐が務め、久保井のほか、稲荷卓央、藤井由紀、福本雄樹、福原由加里、加藤野奈、栗田千亜希、升田愛、大鶴美仁音、藤森宗らが出演。今回の上演では初代テントが使用される。チケットは9月13日に前売開始。
唐組 第65回公演「さすらいのジェニー」
2020年10月17日(土)~22日(木)
東京都 下北沢・下北線路街 空き地
作:唐十郎
演出:久保井研、唐十郎
出演:久保井研、稲荷卓央、藤井由紀、福本雄樹、福原由加里、加藤野奈、栗田千亜希、升田愛、大鶴美仁音、藤森宗 / 全原徳和、友寄有司、オバタアキラ、メガマスミ、山下知子、川崎勇人、新美あかね
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