「まともじゃないのは君も一緒」の公開を記念した舞台挨拶が本日3月20日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの成田凌、清原果耶、泉里香、監督の前田弘二が出席した。

本作は、常識や普通がわからない予備校講師の大野と、彼の教え子で経験はゼロだが知識が豊富なため恋愛上級者のつもりでいる香住の姿を描くラブコメディ。成田が大野、清原が香住を演じ、泉は大野が出会う女性・美奈子に扮した。

成田と清原は本作で初共演を果たした。成田は「大野が作品の中で“生きている”と実感できたのは清原さんのおかげ」と、清原は「成田さんがドンと構えていてくださったので楽しくできました」と互いに感謝の気持ちを伝える。泉は、印象的な撮影として夜道を歩くシーンを選んで「夜風が気持ちいい日でした」と回想し、成田と「風が強すぎて“風NG”もありましたね」と笑い合った。

舞台挨拶では、登壇者たちが新生活シーズンを迎えるにあたっての抱負を述べる場面も見られた。「格闘技！ 俺、強くなりたい！」と声を張った成田は「もうすぐ30歳になるし、こんなほっそほそじゃずっとやっていられません。『強い役が来れば』ときっかけを待っていたけど来ないから……。（役を）自分から迎えに行く！」と気合い十分の様子で語る。

そして清原は「世間が落ち着いたら家族と旅行に行きたい。毎日旅行サイトを見て調べています」と、野菜が好きな泉は「家庭菜園をしたい。ベビーリーフとか小さいものから始めています。育てて食べて楽しみたい」とそれぞれ回答。前田は「世間の状況がよくなったら、お酒をいっぱい飲んで、みんなでちょっとわいわいしたいな」と願いを口にした。

「まともじゃないのは君も一緒」は全国の劇場で上映中。

(c)2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会