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いま、最高の一本に出会える

「ザ・クロマニヨンズ ツアー レインボーサンダー 2018-2019」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:柴田恵理)

「これからがんばっていくバンド」ザ・クロマニヨンズ、中野サンプラザで七色の雷解き放つ

ナタリー

19/4/21(日) 12:03

ザ・クロマニヨンズが4月17日に全国ツアー「レインボーサンダー 2018-2019」の東京・中野サンプラザホール公演を行った。

このツアーは昨年10月発売の最新アルバム「レインボーサンダー」を携えて11月から約半年、全54公演にわたって行われてきたもの。ザ・クロマニヨンズは各会場で過去のヒットシングル曲を交えつつ、最新アルバム収録曲を惜しみなく全曲披露した。

セミファイナルとなった中野サンプラザホール公演のチケットは当然の如くソールドアウト。高揚したムードに包まれるホールで、前説を務める男性が「さあ機は熟した! 七色の雷! レインボーサンダーを解き放て!」と叫ぶと、大きな稲妻のオブジェが飾られたステージに甲本ヒロト(Vo)、真島昌利(G)、桐田勝治(Dr)、小林勝(B)が現れる。歓声がホールに響く中、甲本の「オーライ、ロックンロール!」という掛け声を合図に4人は「おやつ」で勢いよくライブを開始。ストレートなロックサウンドで場内の温度を一気に上昇させる。「ぶっ飛ばしていこうぜ!」と叫んだ甲本は、日本テレビ系ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」の主題歌となったシングル曲「生きる」を熱唱。4人はその勢いを殺すことなく「レインボーサンダー」収録曲を畳み掛け、「ファズトーン」ではスカのビートで観客を踊らせた。

アナログ盤のA面にあたるナンバーを演奏し終えたところで、4人は過去のシングル曲を披露。「グリセリン・クイーン」「どん底」を連発し、小林が刻む軽快なモータウンビートに合わせて「スピードとナイフ」をパフォーマンスした。「面白かったね」と笑みを浮かべた甲本は、「ある程度のキャリアを積んだグループは最新アルバムの曲をほとんどやらない」と話しつつ、「ザ・クロマニヨンズはまだまだ駆け出しです! 一番新しいアルバムの曲は全部やりたいです! アルバムに入っていないシングルのカップリングもやりたい!」とアピール。「これからがんばっていくバンド、ザ・クロマニヨンズの姿を今のうちにしっかり観ておいてください!」とファンに呼びかけ、シングル「生きる」のカップリング曲「時のまにまに」を歌った。

ライブ後半に入り、4人はアカペラの力強い合唱をホールに響かせると「恋のハイパーメタモルフォーゼ」を披露し、ここから再び最新アルバム曲を収録順通りに演奏。「モノレール」では甲本と真島が頭をぶつけ合いながらブルースハープとギターの掛け合いを繰り広げ、「三年寝た」では桐田が猛烈な勢いのドラムソロで観客を圧倒した。アルバム曲が残り1曲となったところで甲本は「数々の輝くスターの皆さんが花を咲かせた、この中野サンプラザで今夜ザ・クロマニヨンズがやりたがってるぜ!」と叫び、真島を指差しながら「やりたがってるあの男! あいつは誰だ!?」とファンに問う。そして「お前らは誰だ!? 自分の名前をでっかい声で言え!」と求め、大きな歓声を一身に浴びた甲本は「全員覚えたぜ! 中野に集まってくれたこんなにたくさんの仲間がやりたがってるぜ!」と叫ぶと、「ペテン師ロック」や「雷雨決行」といったヒットナンバーを怒涛の勢いで連発。最後はミラーボールが輝く中、最新アルバムのラストナンバー「GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)」を熱演した。

興奮冷めやらぬファンの求めに応じて始まったアンコールでは、甲本が「とうとう元号も変わりますが、あんま関係ない(笑)。楽しんでいきましょう。俺たちだけでも楽しんでいきましょう」とファンに呼びかける。そして「今日は楽しかったなあ! もうちょっとやりたいです!」と話すと「オートバイと皮ジャンパーとカレー」でライブを再開。4人は「タリホー」でファンのボルテージを引き上げ、「ナンバーワン野郎!」でエネルギッシュにライブを締めくくった。大歓声と拍手が巻き起こる中、甲本は「ありがとう、楽しかった! またやりたい! またやらせてください! ロックンロール!」、真島は「またねー」と挨拶。深い余韻を残してライブに幕を下ろした。

なお7月31日にはツアーのライブ映像を収めたライブDVD「ザ・クロマニヨンズツアーレインボーサンダー2018-2019」がリリースされる。

ザ・クロマニヨンズ ツアー レインボーサンダー 2018-2019
2019年4月17日 中野サンプラザホール セットリスト

01. おやつ
02. 生きる
03. 人間ランド
04. ミシシッピ
05. ファズトーン
06. サンダーボルト
07. グリセリン・クイーン
08. どん底
09. スピードとナイフ
10. 時のまにまに
11. 恋のハイパーメタモルフォーゼ
12. 荒海の男
13. 東京フリーザー
14. モノレール
15. 三年寝た
16. ペテン師ロック
17. エルビス(仮)
18. 雷雨決行
19. ギリギリガガンガン
20. GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)
<アンコール>
21. オートバイと皮ジャンパーとカレー
22. タリホー
23. ナンバーワン野郎!

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