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武田玲奈、『美食探偵』でプライムタイムに本格進出!? “深夜ドラマのヒロイン”の存在感に期待

リアルサウンド

20/6/14(日) 10:00

 中村倫也主演の日本テレビ系日曜ドラマ『美食探偵 明智五郎』の本編がいよいよ再開。6月14日放送の第7話で、これまで謎とされてきた4人目のマリア・ファミリーとして武田玲奈が出演する。演技派キャストが揃う『美食探偵』の中で、初の金髪姿で挑む武田はどのような輝きを見せるのか。

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 ファッションモデル、そして女優として活躍をする武田玲奈。昨年、17歳の時に“史上最大級の逸材”として『週刊ヤングジャンプ』で初表紙デビュー、現在は女優業を軸に活動をしている武田。最近は、ボートレースのCMで、生意気な新人ボートレーサーのレナ役として見かける人も多いだろう。武田は、2013年に「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリを受賞し、『Popteen』や『non-no』の専属モデル活動と同時に、数多くのドラマや映画に出演。中でも、飯豊まりえとW主演となった『マジで航海してます。』(MBS/TBS)や『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』(テレビ東京系)といった話題作など、2017年から2019年にかけて深夜ドラマに立て続けに出演し、“深夜ドラマのヒロイン”と言っても過言ではない活躍ぶりを見せている。

 黒髪ショートの髪型と一瞬で惹き込まれる猫目が特徴的で、クールでミステリアスな雰囲気もあるのが彼女の魅力。実際、グラビアやインタビューを見ていても、私生活や素顔が不思議と見えてこない。それはアニメや恋愛趣味シミュレーションゲームに出てくるキャラクターのような存在感とも言えるかも知れない。

 武田が、産休補助の新人中学教師役を演じた映画『おいしい給食』のメイキング映像で、主演の市原隼人は「本当に真面目な方。お芝居をしてても、目の奥をきちんと見てくださったりとか、謙虚な面もあって、前に出過ぎず、自分が務める芝居をしっかり務めようという姿に感化されました」と語っていた。「目の奥をきちんと見る演技」。これが彼女の存在感に惹き込まれる理由ではないだろうか。

 『美食探偵 明智五郎』で武田は、3人組の地下アイドルグループ「爆音エンジェルズ」のメンバー・ココ役を演じる。ファンからのストーカー被害、摂食障害に苦しむという役柄で、マリア(小池栄子)からの意味深なDMによって、メンバーに危害を加えるストーカー・田畑(森永悠希)を殺す決意をする。

 トレードマークである黒髪をドラマのために初めて金髪にして挑むココ役。ビジュアル的にアイドル役としては申し分なく、ストーカーに惑わされ、そして仲間思いの純粋な心から殺意を抱くという役は、武田の雰囲気にピッタリ。

 日本テレビ情報・制作局プロデューサーの荻野哲弘はココについて「原作の冒頭に『天使みたいな女の子』という言葉があり、透明感があって、でも絶対に仲間と一緒に武道館に立つという確固たる夢を持つ芯の強さがあって、我が道を行くキャラ」とコメントをしていた。そんな高いハードルとも言える“天使探し”の結果の抜擢ということから、武田への期待の高さが伺える。ボートレースのCMでも分かるように、最近の武田は攻撃的な面も見せているので、マリアに感化され殺意が芽生えた後の演技、その堕天使への変貌ぶりも期待できる。同じくマリアファミリーである、追い込まれた時の感情表現が上手い志田未来と、寡黙で非情な武田真治の2人に通じるミステリアスさがあるので、武田の吸い込まれるような存在感もきっとハマるはずだ。

 プライムタイムのドラマは、以前に『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)や『トクサツガガガ』(NHK)に出演をしているが、ゲストのような形で武田玲奈の出演は、深夜ドラマのヒロインがプライムタイムにいよいよ進出する印象を強く受ける。また、今回は本格的な地下アイドル役なので、小池里奈、水谷果穂とのステージパフォーマンスにも注目だ。

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