「イワンのばか」が11月17日から25日まで茨城・水戸芸術館 ACM劇場で上演される。

本作は、2016年の「ルドルフとイッパイアッテナ」、17年の「大どろぼうホッツェンプロッツ」に続く、同劇場の企画「ACMファミリーシアター」の新作。“悪魔”と“ばかのイワン”の愉快な対決を描いたトルストイの名作が、きたむらけんじの脚本と遠島立夫の演出により、家族で楽しむ舞台作品として立ち上げられる。

大魔王から人間の“怒り”を集める役目を任命された悪魔は、お人好しのイワンに取り憑いた。戦争が大好きな兄と、商売が大好きな兄の妻に、父の財産をすべて取られてしまっても笑顔で働き続けるイワンに、悪魔はある作戦をしかけるが……。本作では、イワンの姿を通して、“ばか”の向こう側にあるものが描かれる。

ACMファミリーシアター「イワンのばか」

2018年11月17日（土）～25日（日）
茨城県 水戸芸術館 ACM劇場

原作：トルストイ「イワンのばか」より
脚本：きたむらけんじ
演出：遠島立夫
出演：大内真智、小林祐介、塩谷亮、遠島立夫、保可南、川崎賢一、冨岡弘

※川崎賢一の「崎」は立つ崎（たつさき）が正式表記。