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本広克行監督『ビューティフルドリーマー』神尾楓珠、秋元才加らのコメント到着

CINRA.NET

20/8/28(金) 12:00

本広克行監督の映画『ビューティフルドリーマー』の出演者コメントと場面写真、キャラクターの詳細が発表された。

11月6日から公開される同作は、本広克行、押井守、小中和哉、上田慎一郎が参加する映画レーベル「Cinema Lab」の第1弾作品。文化祭前日、映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちが、予期せぬ困難やトラブルに見舞われながらも「撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる」いわくつきの台本『夢みる人』の映画化に挑む姿を描く。原案は押井守の『夢みる人』。監督としてメンバーをリードする主人公サラ役を小川紗良が演じる。

今回コメントが発表されたのは、お嬢様育ちのプロデューサー・リコ役の藤谷理子、機材の知識を発揮するカメラ担当カミオ役の神尾楓珠、ムードメーカーの録音担当ウチダ役の内田倭史、カミオに思いを寄せるメイク担当のシエリ役のヒロシエリ、30歳で先勝美術大学に入学した助監督兼雑用係モリタ役の森田甘路、元国民的アイドルグループのメンバーで俳優のサヤカ役の秋元才加、『夢みる人』の校長役をオファーされるマスタケシ役の升毅。

場面写真には、サラが『夢みる人』の台本を手に取る姿をはじめ、サラとカミオがカメラを見つめる様子、サヤカが巫女のような衣装を身にまとう場面などが写し出されている。

藤谷理子のコメント

はじめまして。映画「ビューティフルドリーマー」でリコ役をさせていただきました、藤谷理子といいます。リコ役の理子なんですけれど、もちろん偶然ではありません。
サラ役を小川紗良ちゃんが、モリ タ役を森田甘路さんが演じているように、映画に出てくる役の名前は全て俳優本人と同じです。しかも撮影はほぼエチュードで、各々の言葉がセリフになって進むところもありました。まさに作品の中に入りこんで仲間と一緒に映画を作っていた感覚でした。思い返せばとても稀有な経験をさせていただいたように感じます。本広監督はじめ、この映画に関わる全ての皆さまに感謝いたします。ただ、ここまで書いて、なんだか変な映画なのかもしれないなと自分でも思ってきました。確かに少し変わった映画だと思います。
でもご覧になってお楽しみ頂ければ、リコとしても、藤谷理子としても、この上なく嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!

神尾楓珠のコメント

青春を感じる映画になっていたのと共に、この作品を撮っていた時間そのものが僕ら5人の青春だったのかなと完成を観てしみじみと感じました。
役名が本人と同じでも全く違う5人組になっていることが幻のようで、本当に夢だったんじゃないかと思うくらい不思議な時間だった気がします。
劇中で「毎日合宿みたいで楽しいわ」というリコの台詞があるのですが、まさにその通りで、すごく楽しい時間でした。
懐かしさや青春が詰まってる作品ですし、映画好きの方にはたまらないシーンなどもきっとあるので是非楽しみにしていてください。

内田倭史のコメント

今思えば、撮影前のワークショップを含め、この作品作りにかかわっていた時間は、まさに夢のようでした。
楽しく、美しく、それでいて、時に何かの不安に包まれるような…セリフがほとんどなく、即興で演じながらシーンを作っていくということを本広監督から聞いたときは「そんな無茶な…!」と驚いたことを覚えています。
ぼくたちが悪戦苦闘するのと同じように、劇中の映研メンバーたちも、失敗に失敗を重ねます。
それでも「映画を撮りたい」という初期衝動を胸に危なっかしく進む彼らに背中を押されながら、撮影に臨みました。見る方によってさまざまな手触りを感じられる不思議な作品だと思います。
久しく会っていない学生時代のともだちに会いに行くように観ていただけたら嬉しいです。
ちょっと恥ずかしくて、美しい、そんな記憶が蘇ってきます。

ヒロシエリのコメント

皆様はじめまして!今作が初めての映画出演、デビューしたてもしたてのヒロシエリと申します。
皆様健やかにお過ごしでしょうか。考えることが多い毎日で、てんてこまい!といった今日この頃でございますね。そんな目まぐるしい日々の中、昨年撮影した映画「ビューティフル ドリーマー」が無事に公開されるという吉報!心の底から嬉しく思います。
撮影は初めての事ばかりで(超!)大変でした。が、映研メンバーとは仲良く、毎日桁はずれにはしゃぎ、愛あるスタッフの皆さんに囲まれ、非常に恵まれたデビュー戦になりました。
この映画には皆様が過ごしたあの夏、そして過ごしたかったあの夏(!)まで詰め込まれています。
アドリブ満載、台本無し。丸腰こそが最強の私たち映研メンバーを観て、少しでも元気になっていただけたらば幸いです。

森田甘路のコメント

まず改めて、これを作品として形にしてくださった本広監督、スタッフの皆様、本当にありがとございます。演劇畑出身の自分にとって「役者」とは「再現性」を求められる職業だと思っています。しかし「即興演技」においてそれは求められません。
「自由にやって」とその梯子を外された途端、何故か役者は自由でなくなる。不思議ですね。
それでも頭をフル回転させ足掻いてなんとか成立させようとする。でもふと思ったのが、そういう状況ってまさに限られた時間、知識、経済力でなんとか楽しんでいた自分の学生時代そのものだな、と。「若さってこういうことじゃん!」ってむしろ開き直って撮影に臨んでた気がします。観てる方には「好き勝手演じてくれやがって」と思われるかもしれません。でもそういうあやふやな状態のままでいるっていうのも若さの特権だと思いません?
もう若くない人間が言うのもなんですが、この映画はその若さがスクリーン前面に押し出されています。若さが飛びだす3D映画です。ご期待ください。

秋元才加のコメント

今回は本広監督に素敵な経験をさせて頂きました。お芝居をしているようなしてないような、リアルなのかフィクションなのか、どこか裸を見られているようなこそばゆい気持ちです。
こんな映画見た事ない!観方が分からない(笑)しかし、いつの間にかこの映画のペースにはまり、あっという間に観終わってしまいました。思わず緊張したり、クスッとしたり。
この映画の観方の答えは皆様と探していけたら良いなぁ、なんてそんな事を思っています。
こんな学生時代を送ってみたかった…かも。

升毅のコメント

『ビューティフルドリーマー』公開決定おめでとうございます!
この映画を皆様に観て頂けることが決まり、心より感謝と、喜びを感じています。
まさにビューティフルドリーマー。
新しいような 懐かしいような 自然なような 不自然なような 自由なような 不自由なような 本気のようで 冗談のよう
初々しくも老獪な まじめに遊び まじめにふざけ 大まじめにはしゃぎ
夢か現か 真か幻か
本広ワールド全開です!
どうぞ劇場にて、存分に召されてくださいませ!

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