ドラマ『サムのこと』『猿に会う』の追加キャストが発表された。

西加奈子の同名短編小説をもとにした両作。元アイドルのサムの事故死から物語が展開される『サムのこと』は、かつてサムと同じグループに所属していた元メンバーたちの喪失感が、生きる希望に変わっていく様を描く群像劇だ。『猿に会う』はコンプレックスを抱える女子大生3人が、旅行中に発生する殺人事件などのトラブルに見舞われながら人生を見つめ直す姿を映すロードムービー。乃木坂46の4期生が出演することが発表されていた。

追加キャストは『サムのこと』に出演する秋元真夏（乃木坂46）、『猿に会う』に出演する堀未央奈（乃木坂46）。秋元真夏は元アイドルグループだったメンバーたちの踊りを指導する振付師役、堀未央奈は主人公が乗る車に途中から同乗する占い師のアキラ役を演じる。

秋元は「普段は振付師にダンスを習っている立場なので、今回逆にダンスを教えるという動きはすごく新鮮で、とても貴重な経験をさせてもらいました」とコメント。堀は「不思議な世界観の中に現実的な視点や言葉があって、そんな作品をフレッシュな4期生のみんなが演じることで良い化学変化が起きて面白いのではないかなと思います」「今まで演じたことのない役柄なので、新たな姿をお見せできるよう頑張ります」と語っている。

『サムのこと』は3月20日から、『猿に会う』は4月からdTVで配信される予定だ。