Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

松下洸平の“岩手弁”炸裂 『#リモラブ 』あおちゃんの愛らしさ全開に

リアルサウンド

20/11/5(木) 6:00

 付かず離れずの、もどかしい恋が続く美々(波瑠)と青林(松下洸平)。五文字(間宮祥太朗)が自分の嘘を打ち明けると同時に、檸檬の正体が青林であることがわかってしまう。『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系・以下『#リモラブ』)第4話では、青林が我孫子(川栄李奈)と破局し、美々の恋が成就する可能性が浮上した。

 しかし奥手で天然ボケの入った青林は、自分自身も草モチ(美々)との関係をよりどころにしているにも関わらず、五文字と美々を応援すると言ってしまう。一方、五文字の方も、嘘をついたことを謝るとすぐに気持ちを切り替え、美々に猛アプローチするのであった。我孫子が離脱した今、三角関係となった美々、青林、五文字は膠着状態。美々と青林はどう見ても両想いであるはずなのに、まったく前に進まないという、なんともじれったい展開となった。

 第4話では、鍛えられた肉体や、パジャマ姿、腹巻をして父親(山崎一)と岩手弁を話す姿など、会社での姿とはまた違った青林の様子が垣間見られる。ビールを背中から浴びるという失態のせいでスラックスに上半身裸という男らしい姿を見せたかと思うと、ベッドの上で両足を揃え両手でスマホを打つ青林は、広いスペースに小さく丸くなり愛らしさを見せる。さらに父に勧められたお揃いの腹巻で「あったげえ~」と笑顔を見せるシーンでは、青林の朴訥とした魅力がさらに顕著に示された。そもそも青林というキャラクターは、“腹巻をする男に悪い人はいない”と心から思わせるような素直さを持っている。こうして青林は、父子家庭で育ったことや出身が岩手であることを初めて草モチに明かし、お互いのパーソナルな会話も弾むようになった。

 一方の美々も、徐々に青林との心の距離を縮めていく。五文字とのデートの時はこっそり帰って一人で観ていた「インド飯ジャーニー」の写真を青林には送るなど、オープンに接している様がうかがえた。だが美々も青林も積極的に誰かの心を揺さぶろうという考えはない。お互いに顔も知らないままチャットを楽しめたのも、実は穏やかで平穏な関係を壊さないようにと細心の注意を払って接していたからだろう。だから美々は檸檬の正体に気付いても先に進もうとはしないし、青林も檸檬として草モチと接する中で、強引に正体を探ろうとはしないのだ。そうこうしているうちに、自分のペースに持っていくのが上手い五文字に、美々の気持ちが動かされないかが気になるところ。なにしろ美々は、五文字への気持ちが0ではないことを示唆している。

 毎週美々の強烈な心の声がTwitterでトレンド入りするなど、多くの視聴者をクスリと笑わせている『#リモラブ』。最初は取りつく島もない様子だった美々も、檸檬との交流の中で徐々に素が出てくるようになり、恋に翻弄される可愛らしさが光るように。これから美々が仕事以外の部分でどんな姿を見せてくれるのかにも、注目だ。

※高橋優斗の「高」ははしごだかが正式表記。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜23:00放送
出演:波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、川栄李奈、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、福地桃子、渡辺大、江口のりこ、及川光博
脚本:水橋文美江
演出:中島悟、丸谷俊平
プロデューサー:櫨山裕子、秋元孝之
チーフプロデューサー:西憲彦
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/remolove/
公式Twitter:@remolove_NTV
公式Instagram:@remolove_NTV

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む