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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

押井守の あの映画のアレ、なんだっけ?

ラグビーに沸く日本をどう思いますか?

月2回連載

第13回

19/11/5(火)

Q.
ラグビー熱が高まっています。その熱狂している日本人の多くはにわかファンのようです。スポーツの場合、日本人にはこのにわかファンが多いように感じるのですが、その理由を押井さんはどう考えますか。

── 今回の質問は、ワールドカップでの日本の大活躍が注目されたラグビーです。押井さんはサッカーはお好きですが、ラグビーはどうなんでしょう。

押井 好きだよ。サッカーファンからの横滑りで、前回のワールドカップのときから、それなりに見るようになった。

どちらとも元々はフットボールで、途中から枝分かれして、上半身へのチャージを許容するサッカーと、下半身のタックルを許容するラグビーになった。

2019ラグビーワールドカップでタックルする日本代表の田村選手

言うまでもなくふたつの面白さはまるで違っている。サッカーは戦術的な部分が大きくモノを言うからコーチ、日本で言うところの監督の存在が大きい。その点、ラグビーの場合、コーチはグラウンドには入れなくて、その代わりをするのがチームのキャプテンになる。ラグビーはフィジカルなゲームだから、身体がでかくないと務まらないし、足の速さと素早い判断力も重要。フィジカルと頭脳、ふたつが必要になる。

── 素人から見ると、おしくらまんじゅうしてるみたいですけどね。

押井 言っておきますが、ラグビーは紳士のゲーム。貴族や良家の子息のスポーツです。サッカーはもっと庶民のものだから、ファン層もまるで違う。発祥はイギリスなので、スポーツにも階級がある。

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