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EXILE NAOTOが11月5日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた主演作『DANCING MARY ダンシング・マリー』の初日舞台挨拶に共演する山田愛奈、坂東希、吉村界人、オリジナル脚本も手掛けたSABU監督とともに登壇した。自身にとって初の単独主演映画が、撮影から3年を経て念願の封切り。「撮影からこれだけ（時間が）空くのは珍しいですが、撮影中は楽しい記憶しかなくて、毎日が夢のようだった」と喜びを噛みしめていた。
しがない市役所職員（NAOTO）が霊能力を持つ女子高生と出会い、解体予定のダンスホールに住み着く“霊”マリーと恋人ジョニーの恋愛成就のために奔走するコメディタッチの人間ドラマ。すでに各国の映画祭に出品され、大きな反響が巻き起こしており、「日本で公開できず、歯がゆい思いだった」（NAOTO）。それだけに「先に映画が世界を旅してくれて、その旅の終わりがここ。今日という日を迎えられた」と感無量の面持ちだった。
また、久しぶりに共演陣と再会し「全員が大人になっている」と目を細める場面も。撮影後に世界中で起こったコロナ禍に触れ、「皆さんの生活も一変したと思いますが、エンターテインメントに携わる自分自身も、映画や音楽を欲したし、救われたりもした。この映画が皆さんを癒し、安らぎや豊かさを与えるものであることを祈っております」とファンに呼びかけた。
舞台挨拶にはスペシャルゲストとして、シンガーのCrystal Kayが駆けつけ、映画の主題歌「ひとりじゃないから」を生歌唱し、「今日が（楽曲の）初のパフォーマンス。ドキドキしています」。登壇者と対面し「本当に本当におめでとうございます」と映画の公開を祝し、「映画が描くピュアな心や、何かのために頑張る姿を応援したくなる」と話していた。
取材・文・写真＝内田涼
『DANCING MARY ダンシング・マリー』
全国公開中
