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毎日映画コンクール、最多10部門ノミネートは濱口竜介の「ドライブ・マイ・カー」

ナタリー

「ドライブ・マイ・カー」 (c)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

第76回毎日映画コンクールのノミネート作品とノミネート者が発表された。

毎日映画コンクールは、1946年に毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。第76回では2021年の1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品が対象となる。

日本映画大賞・日本映画優秀賞を含む最多10部門にノミネートされたのは「ドライブ・マイ・カー」。濱口竜介が監督賞、西島秀俊が男優主演賞、岡田将生が男優助演賞、三浦透子が女優助演賞の候補になっており、脚本賞、撮影賞、美術賞、音楽賞、録音賞にもノミネートされている。

次いで8部門ノミネートとなったのは「すばらしき世界」。日本映画大賞・日本映画優秀賞のほか西川美和が監督賞と脚本賞、役所広司が男優主演賞、仲野太賀が男優助演賞の候補に選ばれ、撮影賞、美術賞、音楽賞にもノミネートされた。また「空白」が7部門でノミネートされ、吉田恵輔が監督賞および脚本賞、古田新太が男優主演賞、寺島しのぶが女優助演賞の候補となった。

第76回毎日映画コンクールの受賞結果は1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン紙上で発表。表彰式は2月15日に東京・めぐろパーシモンホールで開催される予定だ。

※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記

第76回毎日映画コンクール ノミネーション

日本映画大賞・日本映画優秀賞

「茜色に焼かれる」
「空白」
「すばらしき世界」
「ドライブ・マイ・カー」
「由宇子の天秤」

外国映画ベストワン賞

「ONODA 一万夜を越えて」
「春江水暖~しゅんこうすいだん」
「ノマドランド」
「ファーザー」
「プロミシング・ヤング・ウーマン」

男優主演賞

佐藤健「護られなかった者たちへ」
西島秀俊「ドライブ・マイ・カー」
東出昌大「草の響き」
古田新太「空白」
松山ケンイチ「BLUE/ブルー」
役所広司「すばらしき世界」

女優主演賞

有村架純「花束みたいな恋をした」
尾野真千子「茜色に焼かれる」
加賀まりこ「梅切らぬバカ」
門脇麦「あのこは貴族」
瀧内公美「由宇子の天秤」

男優助演賞

岡田将生「ドライブ・マイ・カー」
鈴木亮平「孤狼の血 LEVEL2」
仲野太賀「すばらしき世界」
光石研「由宇子の天秤」
村上虹郎「孤狼の血 LEVEL2」

女優助演賞

清原果耶「護られなかった者たちへ」
寺島しのぶ「空白」
倍賞美津子「護られなかった者たちへ」
三浦透子「ドライブ・マイ・カー」
水原希子「あのこは貴族」

スポニチグランプリ新人賞(男性)

青木柚「うみべの女の子」
金子大地「サマーフィルムにのって」
Fukase(SEKAI NO OWARI)「キャラクター」
松村北斗(SixTONES)「ライアー×ライアー」
和田庵「茜色に焼かれる」

スポニチグランプリ新人賞(女性)

伊藤万理華「サマーフィルムにのって」
片山友希「茜色に焼かれる」
河合優実「由宇子の天秤」
駒井蓮「いとみち」
古川琴音「偶然と想像」

監督賞

石井裕也「茜色に焼かれる」
瀬々敬久「護られなかった者たちへ」
西川美和「すばらしき世界」
濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」
横浜聡子「いとみち」
吉田恵輔「空白」

脚本賞

坂元裕二「花束みたいな恋をした」
西川美和「すばらしき世界」
濱口竜介「偶然と想像」
濱口竜介、大江崇允「ドライブ・マイ・カー」
春本雄二郎「由宇子の天秤」
吉田恵輔「空白」

撮影賞

笠松則通「すばらしき世界」
鎌苅洋一「花束みたいな恋をした」
四宮秀俊「ドライブ・マイ・カー」
鍋島淳裕「護られなかった者たちへ」
柳島克己「いとみち」

美術賞

今村力「孤狼の血 LEVEL2」
徐賢先「ドライブ・マイ・カー」
杉本亮「花束みたいな恋をした」
原田哲男「燃えよ剣」
三ツ松けいこ「すばらしき世界」

音楽賞

石橋英子「ドライブ・マイ・カー」
大友良英「花束みたいな恋をした」
世武裕子「空白」
林正樹「すばらしき世界」
渡邊琢磨「いとみち」

録音賞

伊豆田廉明「ドライブ・マイ・カー」
岩丸恒「いとみち」
浦田和治「孤狼の血 LEVEL2」
高田伸也「護られなかった者たちへ」
田中博信「空白」

アニメーション映画賞・大藤信郎賞

「アイの歌声を聴かせて」
「I'm Late」
「飯縄縁日」
「幾多の北」
「映画大好きポンポさん」
「おやすみ」
「ガラッパどんと暮らす村」
「漁港の肉子ちゃん」
「JUNK HEAD」
「軟膏母さん」
「Parallax」
「久々」
「不安な体」
「プックラポッタと森の時間」
「Blink in the Desert」
「平凡な奇跡」
「BOX」
「骨嚙み」
「岬のマヨイガ」
「竜とそばかすの姫」

ドキュメンタリー映画賞

「いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム」
「たゆたえども沈まず」
「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」
「標的」
「水俣曼荼羅」

※アニメーションおよびドキュメンタリー部門に限り、2021年1月1日から12月31日までに完成もしくは上映された作品が対象

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