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「妖怪大戦争」三池崇史が明かす、キャスティングは“妖怪に近い人たち”

ナタリー

「妖怪大戦争 ガーディアンズ」初日舞台挨拶の様子。左から大島優子、大倉孝二、大沢たかお、寺田心、杉咲花、安藤サクラ、赤楚衛二、三池崇史。

「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の初日舞台挨拶が8月13日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの寺田心、杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、大島優子、赤楚衛二、監督を務めた三池崇史が登壇した。

本作は突如出現した“妖怪獣”によって危機に瀕する世界を舞台にしたファンタジーアクション。妖怪ハンターの血を受け継いだ小学生・渡辺ケイが世界の存亡を懸けた戦いに挑むさまを描く。寺田がケイを演じたほか、ケイを導く謎の妖怪剣士・狐面の女に杉咲、タヌキの妖怪・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)に大沢、赤ん坊を抱いた女の妖怪・姑獲鳥(うぶめ)に安藤、猿の妖怪・猩猩(しょうじょう)に大倉、隠神刑部に惚れ込む雪女に大島、ピュアな天邪鬼(あまのじゃく)に赤楚が扮した。

多くのキャスト陣が特殊メイクで妖怪に扮した本作。キャスティングについて問われた三池は「もともと俺の目から見ると、妖怪に近い人たちに集まっていただいた」と本物らしさを演出するためのこだわりを明かした。

気弱な少年から世界を救う“勇者”に成長していくケイ。寺田は初のワイヤーアクションにも挑戦しており「男の子が一度は持つであろう、ヒーロー願望を叶えることができて楽しかったです!」と撮影を振り返る。共演シーンの多い杉咲は、のびのびとケイを演じる寺田の姿を弟のようにかわいい存在として感じていたそう。また大沢は「いつも太陽のように明るくて、本当にプロだし頼りがいもある」、安藤は「ケイとダイ(猪股怜生)たちがずっと全力でがんばる姿に励まされた」、大倉は「ハツラツと子供らしいところと、ときどき同世代かと思うぐらい大人じみたところもあって、その二面性が素敵」と、それぞれ寺田の魅力を語った。

見どころを問われた大島は、日本の妖怪だけでなく世界のモンスターも多数登場する世界妖怪会議・ヤミットのシーンを挙げ「DVDになったら一時停止して細部まで観てほしいぐらい」とコメント。赤楚は「天邪鬼がいつも持っているガラケーを触るときに髪の毛をいじるしぐさを入れました。そこはちょっと平成初期のギャルをイメージしてやってみたので、ぜひ観てください!」と自身の演技に言及した。

最後に三池は「家族の絆や、我々人間が今後どうやって進むか、妖怪からのメッセージが込められている映画だと思います。そのメッセージを受け取って、気に入っていただけたら、応援のほうよろしくお願いいたします」と語る。寺田は「老若男女楽しめる、お祭りのような映画になったと思います。その中にも、人種を超えた友情、ケイの『人と妖怪は同じだよ』という思いに深く共感しました。心という武器を持ち、冒険への準備はできていますか?『妖怪会大戦争 ガーディアンズ』、ぜひよろしくお願いいたします!」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

(c)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

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