事故物件 恐い間取り
20/8/25(火)
『事故物件 恐い間取り』 (C)2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会
なぜ、こんなに賃料が安いのか。それはその部屋が、殺人、自殺、火災などによる死亡事故があった”いわくつきの場所”だから。事故後に、ひとり、人に貸せば、不動産屋はそれ以降、部屋の履歴を告知する義務がなくなるのだ。<事故物件住みます芸人>である松原タニシのベストセラー実話を『リング』(98)や『スマホを落としただけなのに』(18)など、ホラー・サスペンスの名手、中田秀夫監督が映画化。現実とフィクションとの微妙な匙加減が面白い。”最恐”の一作だ。
TV番組への出演を条件に、次から次へと「事故物件」に住み、恐怖の体験をする主人公ヤマメ役は、KAT-TUNのメンバーとして活躍する亀梨和也がホラー映画初主演。TVドラマ『半沢直樹』でも快演する江口のりこが不動産役に扮し、その関西弁の絶妙なイントネーションが、怪しくも素晴らしい。
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