「Surface and Custom」展
19/11/30(土)
ベルリンを拠点とするジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダがセレクションした6組のアーティストによる展覧会。おもしろかったのは、彫刻のない台座だけを描いた竹岡雄二のドローイング。ロダン、ジャコメッティ、デュシャンなど、本体がないにもかかわらず、台座の形状や傾斜具合から彫刻を想像できるのだ。もう1つは、アプロプリエーション・アート(盗用芸術)で名を馳せたシェリー・レヴィーンの作品を追跡する、カリッサ・ロドリゲスの映像。ブランクーシの彫刻をそっくり借用した《ニューボーン》をコレクションする邸宅を、ニューヨークからロサンゼルスまでたどっている。「盗用」作品がこんなに大切に扱われているとは!
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