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桜田通主演「ラ」SILENT SIRENの楽曲流れる特報公開、佐津川愛美らも出演

ナタリー

18/11/26(月) 12:24

「ラ」ポスタービジュアル

桜田通の主演作「ラ」の公開日が、2019年4月5日に決定。YouTubeにて特報が公開され、追加キャストとして佐津川愛美、ダンカン、西田尚美が出演していることも明らかになった。

高橋朋広が監督を務める「ラ」は、世界中の赤ん坊の産声が“ラ”の音であるという考えをもとに、“始まり”や“生まれ変わること”をテーマにした青春映画。ヒモ男の岡浜慎平が、1年前に解散したバンド・LACTIC ACID再結成に向けて奔走するさまが描かれる。慎平役の桜田のほか、慎平に貢ぐ彼女・加瀬ゆかり役で福田麻由子、LACTIC ACIDの元リーダー・黒須彰太役で笠松将が出演した。

このたび、本作のエンディング曲をSILENT SIRENが書き下ろしていることも発表に。YouTubeで公開された特報には、エンディング曲「REBORN」が使用されている。同曲について、SILENT SIRENをメジャーデビュー前から知っていたという高橋は「映画『ラ』という人格の思いをこれ以上ないくらいすくい上げてくれました。哀しくも暖かい歌詞と、エモーショナルなメロディが心に残る、最高の名曲です」とコメント。さらに高橋は、追加キャストの3名について「慎平やゆかりの人生に大きな影響を与える3人ですが、3人ともフィクション的な突飛なキャラクターではなく、ごく日常的な、ありきたりなところにいる人物です。何十年もそうして生きてきたんじゃないかと思えるほどに人物の掘り下げが深く、物語に大きな説得力を与えてくれました」と述べた。SILENT SIRENや追加キャストのコメントは以下に掲載している。

「ラ」は東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

SILENT SIREN コメント

今回映画「ラ」の主題歌を制作するにあたって、台本を最初に読み、ラフの段階も含め何度も観ました。
観るたびに解釈が変わりこの人はこう思ってるのかな? こう感じてるのかな? どうなりたいのか、自分なりに考えて歌詞を考え、楽曲を制作しました。私達も音楽をやっているので他人事ではなくて入り込めました。
誰しもが過ちを犯して、希望は少ないかもしれないけど、その少しの光を信じて進めば生まれ変われる。
生まれ変わらなければならない。その想いを込めてこの映画がより観てくれた皆さんの心に刺されば良いと思いました。
完成してからもう一度映画を観て、この作品を一緒に作れて本当によかったと思いました。
音楽をやっていない人も人生において夢や人間関係に悩まされる事があると思うので是非観て欲しいと思いました。一歩進むためのきっかけになったら嬉しいです。
出演者の皆様の演技に圧倒されました。表現者として私達も勉強になりました!

佐津川愛美 コメント

監督、キャスト、スタッフ全てに純粋なエネルギーがある組でした。
若さの中にある力強さは、最高な武器だなぁと羨ましくもありました。
荒さや不器用さが魅力的な若者たちの世界に浸れる作品です。

ダンカン コメント

人生で一番難しいこと。それは……「普通に生きること!!」普通って何だ? そもそも私普通です! と言っている者が普通であったためしがないもん!
だけど、今回俺はこの作品で「普通の昭和のタクシー運転手」をやりました!!
ちょっとお節介で変に涙もろくて、男の子が産まれたらキャッチボールをするのが夢……のような男!!
でも、どーやら彼の家族は奥さんと娘さん2人らしく……やっぱり普通って難しい~!!

西田尚美 コメント

熱い思いと情熱が溢れ出て、それは決して綺麗な形ではないかもしれないけれど、何かが、輝いているように見えた。
希望の光のような。

高橋朋広 コメント

とても面白い作品です。
何より役者陣の芝居の熱量が凄い。特にこの映画のメインである、「慎平」「ゆかり」「黒やん」という
3人はスクリーンの向こう側で息づいています。生きています。そしてスタッフ達のこだわりも凄い。
ぜひ見てほしい、本当に面白いのです。

……と、恥ずかしげもなく全力で言えるのは僕がこの作品の母親みたいなものだからだと思います。
産み落として乳をあげ、成長を見守り、教育し、生暖かい目で見つめ続けました。「ラ」という作品に
ついて知らないことはないけれど、「ラ」を語る上では下駄を履かせているのは間違いない。
僕にとって「ラ」は、目に入れても痛くないほどの可愛い息子だから。
逆に、ある程度人間性だったりルックスだったり、そういうものが出来上がった状態で出会って
好きになっていくみたいなプロセスを踏めなかったのが残念でもあります。高校で知り合う彼女みたいな
立ち位置ですよね。あ、何かクラスにステキな人いるなって。ちょっと気になるなって。
そんで試しに映画館デートしてみたら好きになっちゃったみたいな。さっき会ったばかりなのに、
また会いたくなってきちゃったみたいな。
僕も「ラ」とそんな出会い方をしてみたい。けど出来ない、母親だから。それが少し寂しい。
なので皆さんには、「ラ」とそういう出会いをして欲しいなと思います。
不器用だけど、良いやつです。歪んでるけど、光るものもあります。
哀しくて切なくても、きっと希望はそこにある。「ラ」は始まりの音なんです。

1回目のデートでわからなければ、是非2度どうぞ。

(c)2018 映画『ラ』製作委員会

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