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マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートが劇場へ 『ワンハリ』本編映像&場面写真公開

リアルサウンド

19/8/9(金) 7:00

 8月30日に日本公開されるクエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』より、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートの本編映像と場面写真が公開された。

参考:8月9日=シャロン・テート殺人事件から50年 タランティーノ最新作のカギとなる衝撃の事件を解説

 レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの2大スターが初共演した本作は、1969年のロサンゼルスを舞台に、人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトンと、リックに雇われた付き人で親友でもあるスタントマンのクリフ・ブースの友情と絆を軸に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作。日本公開に先駆け、7月26日に全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒットとなり、タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾った。

 来たる8月9日は、本作に登場し、ストーリーの軸ともいえる実在の女優シャロン・テートが、カルト集団マンソン・ファミリーに殺害されてから50年が経つ日です。そんな映画史を語るうえで重要な日に、本作でロビーが演じたテートが、劇場で自身が出演した映画のチケットを買うシーン映像と場面写真が公開された。

 テートは、1960年代にテレビの小シリーズに出演し、その後、映画『吸血鬼』(1967年)で共演したことが縁で、1968年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。しかし、その翌年1969年8月9日に、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによって妊娠8カ月の身重の身で、たまたま自宅に訪れていた友人とともにロサンゼルスの自宅で殺害され、その事件は犯罪史上未曽有の猟奇的殺人事件として全米を震撼させることとなった。

 今回公開となった映像では、マンソン・ファミリーたちに殺害される前の幸せの絶頂にいる時のテートの姿が。ぴったりとした黒いタートルネックと白いミニスカに合わせたキュートな白いブーツといういでたちのテートが、映画館のチケット売り場にさっそうと現れる。自身が出演した『サイレンサー 第4弾 破壊部隊』(1968年)を鑑賞しに来たテートは、通常の客と同様にチケットを購入しようとするが、考え直して「もし私が映画に出ていたら?」と受付嬢に茶目っ気たっぷりに問いかける。そして、嬉しそうに「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と説明し、受付嬢は劇場の支配人を呼び、テートは劇場へと迎え入れられる。

 殺害された悲劇の美人女優という文脈で描かれることの多いテートだが、本編では、自身が出演した作品で笑い声をあげる観客を見て嬉しそうな表情を見せたり、公開された場面写真にあるように流行りのファッションに身を包み、男性誌『プレイボーイ』の創設者であるヒュー・ヘフナーの豪邸でのパーティに夫であるポランスキーとともに繰り出したりと、等身大の女性としての姿もしっかりと描かれている。実は、テートが出演した『サイレンサ^ 第4弾 破壊部隊』ではアクションシーンがあり、ブルース・リーから指導を受けたというエピソードも。

 そんなテートを殺害し、ハリウッドのみならず全米を震え上がらせる事件を引き起こしたのは、マンソンと、“マンソン・ファミリー”と呼ばれるファミリーたち。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称してヒッピー・コミューンを形成し、音楽、セックスやドラッグで社会からドロップアウトした若者たちを意のままに操り、本作でもファミリーたちがスパーン映画牧場でマンソンとともに暮らすさまが不気味に描かれている。本作では、1969年に実際に起こったマンソン・ファミリーによる“シャロン・テート殺人事件”を軸に、ディカプリオが演じる落ち目の俳優リック・ダルトンと、リックのスタントマンを担当するクリフ・ブースの2人の男たちを通して見えてくる、TVに押されて過渡期を迎えるハリウッド黄金期の光と影が映し出されていく。(リアルサウンド編集部)

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