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村治佳織、映画のような私の人生 〜いつもギターが一緒だった〜

「歌舞伎など伝統文化との出会い」 (役者さんや相撲の世界の方々)

全10回

第4回

18/9/26(水)

(C)Ayako Yamamoto

 「歌舞伎」を初めて観たのは高校3年生の時でした。高校1年で「能」、高校2年で「浄瑠璃」、そして高校3年で「歌舞伎」を観るという高校の鑑賞教室で国立劇場にでかけた時の「歌舞伎」の出演者が、運の良いことに市川新之助(現海老蔵)さんだったのです。年齢は私と1歳違いで、「同年代にこんな人がいるんだ」と思ったことを思い出します。子供の頃から芸能に関わっているという環境が私と似てると思ったのです。しかもステージの上で圧倒的に輝いているのです。たまたま高校のクラスメートのお父さんが「歌舞伎」の舞台で鼓(つづみ)をされていたことから、「新之助君に会わせよう」と言って、浅草歌舞伎に連れて行ってくださったのです。これは嬉しかったですね。その2年後に、今度は対談で再び新之助さんに会えることになったので、出会いに関する自分の運の良さを実感です。「ギターをやってるとこんないいこともあるんだな」と思ったりしました。

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