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札幌文化芸術劇場の新スタジオがオープン、山田うん「クレイジーに誠実でありたい」

ナタリー

18/10/27(土) 9:51

山田うんコレクティブダンサーズ「春の祭典」より。(札幌文化芸術劇場 クリエイティブスタジオ / (c)kenzo kosuge)

北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオのこけら落とし公演 Co.山田うん「結婚」、山田うんコレクティブダンサーズ「春の祭典」が、本日10月27日に開幕する。

同スタジオは、国内外で精力的に創作活動を続ける団体やアーティストと共に作品を発信し、文化芸術活動の拠点として機能していくことを目指し運営される施設。こけら落としの演目に選ばれたのは、Co.山田うんのレパートリー作品「結婚」と、オーディションで選ばれた山田うんコレクティブダンサーズが出演する「春の祭典」だ。

山田うんは開幕にあたり、「新しく何かが誕生する時は犠牲が誕生する時、それまでの場所や時の流れが色を変える時、だからこけら落としの演目はクレイジーに誠実でありたい」と語り、上演作について「祝福の舞であり儀式であり、喜びという言葉の裏に隠れている矛盾や葛藤も描いていますので、こけら落とし公演として捧げることができて大変嬉しく、色々な意味で札幌に希望を感じています」と思いを述べた。

公演は明日10月28日まで。上演時間は「結婚」が約25分、途中休憩15分を挟み、「春の祭典」が約35分となっている。なお本公演の前売券は完売しており、当日券は両日とも13:00より会場受付で販売される。

山田うんコメント

新しく何かが誕生する時は犠牲が誕生する時、それまでの場所や時の流れが色を変える時、だからこけら落としの演目はクレイジーに誠実でありたい。大地礼賛、太陽神の怒り、生贄というモチーフで描かれるダンスポリフォニー「春の祭典」と、お祝いの宴を取り巻く人間模様の嬉遊曲「結婚」。この二つの作品は、祝福の舞であり儀式であり、喜びという言葉の裏に隠れている矛盾や葛藤も描いていますので、こけら落とし公演として捧げることができて大変嬉しく、色々な意味で札幌に希望を感じています。

クリエイティブスタジオ こけら落とし公演 Co.山田うん「結婚」 / 山田うんコレクティブダンサーズ「春の祭典」

2018年10月27日(土)・28日(日)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオ

「結婚」
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
演出・振付:山田うん
出演:川合ロン、山田うん

「春の祭典」
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
演出・振付:山田うん
出演:山田うんコレクティブダンサーズ(大森弥子、小田川奈央、小野洋子、加藤亜美、金愛珠、小松菜々子、樋浦瞳、牧野彩季、山田裕貴、山根海音、吉村理沙、渡邉絵
客演:木原浩太

札幌文化芸術劇場 hitaru オープニングシリーズ主催事業

サミュエル・ベケット作「ゴドーを待ちながら」

2018年12月17日(月)~25日(火)

演出:斎藤歩
出演:斎藤歩、納谷真大、福士惠二、高田恵篤
舞台美術デザイン:島次郎

スペクタクル3D能「平家物語」

2019年2月15日(金)・16日(土)

出演:坂口貴信
演出:奥秀太郎

「世界演劇史 / 日本演劇史」

2019年3月16日(土)

講師:長島確(世界演劇史)、平田オリザ(日本演劇史)
聞き手:斎藤歩

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