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[Alexandros]、ガンダム最新作の圧倒的カッコよさに「Oasisのライブを思い出しました」

ナタリー

左から[Alexandros]、小形尚弘プロデューサー。

[Alexandros]が、本日7月27日に東京・新宿ピカデリーで行われた映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の舞台挨拶に出席した。

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は1989年に出版された富野由悠季の同名小説を原作とした劇場アニメ。地球連邦軍士官であるブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアの運命が描かれる。[Alexandros]はこの映画に主題歌「閃光」を提供している。

映画が興行収入18億円超えの大ヒットを記録していることから行われた本日の舞台挨拶。[Alexandros]の川上洋平(Vo, G)、磯部寛之(B, Cho)、白井眞輝(G)、リアド偉武(Dr)は、映画のプロデューサーを務める小形尚弘とともに登場し、本作にまつわるさまざまなトークを繰り広げた。

まず小形は[Alexandros]に主題歌を依頼した理由について「原作が30年ぐらい前の小説なので、映画を若い世代に観てもらいたくて。音楽については新しい方々をお迎えしていいかけ算ができればと考えていました。グローバルに活躍してらっしゃるっていうのも大きな理由でした。あと([Alexandros]の)マネージャーさんがガンダムファンと伺い、いろいろプロモーションができるんじゃないかと思いオファーしました」と説明。オファーを受けたときの心境について川上は「デビューのときからマネージャーとガンダムに関われたらいいねって話していて、実際に話が来たとき、マネージャーが『よしきた!』と興奮してましたね」と明かした。

映画を観た感想について聞かれた川上は「僕はまず原作を読んで、未完成の状態で映像を観させていただいて、それだけでもすごい楽しめたんです。主題歌が入った映像を観たときはこんな変わるんだというか……ものすごい重厚感がありました。アニメになじみのない人間でも感情移入ができて、そこに驚きました」と目を見開きながら語った。磯部も「ホントにカッコいいと思います。学生時代にOasisのライブを観たときの圧倒的なカッコよさを思い出しました」と興奮気味に話し、白井は「描写のリアリティがすごいなと感じたんですよね。戦闘シーンの時間軸の進み方がリアルで、特に火花が散るシーンは目の前で起こっていても不思議じゃないくらいリアルで、恐怖すら感じました」と口にした。リアドは「世界中から愛されている映像作品に関われて光栄に思います」と喜びを語りつつ、「先日やっと映画館で観ることができて、自分たちの音楽がかかったときに鳥肌が立ちました」と述べた。

主題歌「閃光」について話題がおよぶと、作詞作曲した川上は「自分の主観がありすぎると、いろんな批判があるのかなと思っていたんですが、オファーをいただいたからには自分の感じたものを素直に表現したかったんです。メロディを作ったときに自然と出てきた言葉が正義なのかなと思って、思いに従って歌詞を書きました。皆さんの歌詞の考察を読んで、がんばった甲斐があったなと思いました」とホッとした様子。小形は「ここまで映画に寄り添った主題歌ってあまりなかったんじゃないかと思います」と「閃光」を絶賛した。そしてリアドは「閃光」をライブで披露したときを振り返りながら「ライブでどんどん育っていってる感触がありますし、聴いてくれてる皆さんはマスクを付けているんですけど、目からでも熱いカタルシスを感じました。お客さんが声を出せる環境になったらすごいことになるんじゃないかと思います」と熱弁した。

舞台挨拶の最後には登壇者たちが観客にメッセージを送り、磯部は「『閃光のハサウェイ』と『閃光』を愛していただければと思います」とコメント。締めのコメントを求められ、戸惑い気味の川上は「『閃光』を作って、ガンダムファンの皆さんからお褒めの言葉や厳しい言葉をいただきましたが、どんなコメントもありがたいなと思いました。エンタメって単純にいいもんですね。こうやって映画の舞台挨拶に出る機会はあまりないので楽しかったです」素直な思いを口にし、ステージをあとにした。

(c)創通・サンライズ

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